2001/9/23 事件についてのつづき

from 海
変化があったのは、その週の末。前にも書いたと思うけど、実際に治療してくれているのは院長じゃないんです。なのに面談は「院長」というのが、私にはどうしても納得出来なくて(後で判ったことなんだけど、結局は事務上の問題だけだったらしい)何度も主治医の先生に面談を申し込んでいたんだけど、実現しないままこんな風になってしまったので、私も半分以上(主治医の面談を)諦めていたのです。そうしたら急に呼び出されて。院長と180度違うことを言われて。大泣きしました。
「ガンの大きさが1/10になっていること」「もう少し小さくなったら一気に消してしまうこと」「これから10年でも20年でも生きられる可能性があること」「入院は12月まで」などなどその他にもいろいろ言ってくれたんだけど、とにかく私にとっては嬉しいことばっかりでした。
「院長が退院を許可したということは、匙を投げたのと同じことだから
 その後を僕が引き受けることは、誰にも文句を言わせない」と言ってくれて。とても心強い言葉で、私は入院してから初めて安心できたのかもしれないなと思う。ここまでこんなちっぽけな私のことを考えてくれたのなら先生を信じて、そしてそれに応えていかなくてはいけないなと決意を新たにしました。
今は病室も変わって、やっと同室の人とも慣れたかなという感じ。同じ病気の人がたくさんいるので、いろいろと情報収集やら出来て結構楽しいです。看護婦さんの顔や私の生活リズム等、お互いに理解しあうのに大変だけど、退院しなかったことを後悔はしていないし、12月までという目途も付いたので、第2ラウンド!がんばろうと思います。
また長々と書いてしまいました。しかも3回も。こんな情けない私ですが、どうぞこれからもよろしくお願いします。これからまさやんのライブに行く方!楽しんで下さいね。日に日に寒くなってきました。体調管理には気を付けて、風邪などひかないように。みなさんの健康をお祈りしています。

Back  Next

Index

Home