京都めぐり

    NO,48 「光悦寺」 2013/11/22撮影


「光悦垣」

光悦寺(こうえつじ) 鷹峰三山(鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰)を望む景勝地である。

江戸時代の芸術家である本阿弥光悦に元和元年(1615年)に徳川家康がこの地を与えた。『本阿弥行状記』によれば、当時は「辻斬り追い剥ぎ」の出没する物騒な土地であったという。この地に光悦の一族や様々な工芸の職人らが移り住み芸術の集落となった。光悦の死後に屋敷は寺となり、境内には光悦の墓碑がある

境内には大虚庵、三巴亭、了寂軒、徳友庵、本阿弥庵、騎牛庵、自得庵の7つの茶室が散在し、庫裏に接して妙秀庵がある。これらはいずれも大正時代以降の建物である。

  • 大虚庵 - 境内に建つ茶室。「大虚庵」は、光悦が鷹ヶ峰に営んだ居室の名称であるが、現在ある大虚庵は大正4年(1915年)に新たに建てられたもので、道具商・土橋嘉兵衛の寄付、速水宗汲の設計である。ただし、建設後に光悦会によって改造されており、正面入口の貴人口(障子3枚立て)がにじり口に変更されたほか、間取りも当初の三畳台目から四畳+二台目に変わっている。大虚庵前の竹の垣根は光悦垣またはその姿から臥牛(ねうし)垣と呼ばれ徐々に高さの変る独特のものである。
  • 三巴亭 - 大正10年(1921年)に建てられた数奇屋建築で、八畳2室、水屋等からなる。北西の八畳は光悦堂と称し、仏壇には光悦の木像を安置する。

〜ウィキペディアより〜





参道

本堂

鐘楼

大虚庵

了寂軒

本阿弥庵

鷲ケ峯

鷹ケ峯

本阿弥庵の蹲踞

朱印所

向こう側に門が見える眺め(帰り道)

ご案内

アクセス

*京都市営バス玄琢行き「鷹峯源光庵前」バス停(6・北1系統)下車 徒歩約3分

*JR嵯峨野線二条駅から京都市営バス6号系統「鷹峯源光庵前」下車
*市地下鉄烏丸線「北大路駅」(北大路バスターミナル)から北1〔仏教大学前系由〕系統

駐車場 バス駐車不可 自家用車15台分無料(紅葉時は有料) 近隣に有料の駐車場有り。
      
紅葉シーズンは駐車場が狭いため、一般車両は駐車不可(観光タクシーのみ可)
        タクシーまたはバスがお勧めです。

拝観料大人・大学生・高校生・中学生 300円 小人 障害手帳提示者半額

拝観時間 8:00〜17:00

閉園日 11/10〜11/13

住所 〒603-8466 京都府京都市北区鷹峯光悦町29

電話 075-491-1399