京都めぐり

    NO,50 「永観堂禅林寺」 2013/11/29撮影


「総門」

禅林寺(ぜんりんじ)は、京都市左京区永観堂町にある浄土宗西山禅林寺派総本山の寺院。一般には通称の永観堂(えいかんどう)の名で知られる。山号を聖衆来迎山(しょうじゅらいごうさん)、院号を無量寿院と称する。本尊は阿弥陀如来、開基(創立者)は、空海の高弟の真紹僧都である。当寺は紅葉の名所として知られ、古くより「秋はもみじの永観堂」といわれる。また、京都に3箇所あった勧学院(学問研究所)の一つでもあり、古くから学問(論義)が盛んである。

当初真言宗寺院として出発した禅林寺は、中興の祖とされる7世住持の律師・永観(1033年 - 1111年)の頃から浄土教色を強めていく。永観は文章博士の源国経の子として生まれ、11歳で禅林寺の深観に弟子入りする。当初、南都六宗のうちの三論宗、法相宗を学ぶが、やがて熱烈な阿弥陀信者となり、日課一万遍の念仏を欠かさぬようになる。師深観の跡を受けて禅林寺に入るのは延久4年(1072年)のことである。永観は人々に念仏を勧め、また、禅林寺内に薬王院を設けて、病人救済などの慈善事業も盛んに行なった。永観は、今日の社会福祉活動の先駆者といえるであろう。禅林寺を永観堂と呼ぶのは、この永観律師が住したことに由来する。なお、「永観堂」は普通「えいかんどう」と読むが、「永観」という僧の名は「ようかん」と読むのが正しいとされている。

禅林寺の本尊阿弥陀如来立像は、顔を左(向かって右)に曲げた特異な姿の像である。この像については次のような伝承がある。永保2年(1082年)、当時50歳の永観が日課の念仏を唱えつつ、阿弥陀如来の周囲を行道していたところ、阿弥陀如来が須弥壇から下り、永観と一緒に行道を始めた。驚いた永観が歩みを止めると、阿弥陀如来は振り返って一言、「永観遅し」と言ったという。本寺の阿弥陀如来像はそれ以来首の向きが元に戻らず、そのままの姿で安置されているのだという。

〜ウィキペディアより抜粋〜


ライトアップされた永観堂境内のスナップです、紅葉が綺麗でしたが
デジカメの写真では暗くて実物の様子がお分かり頂けなくてすみませんm(_ _)m

中門

鶴寿台

大玄関

御影堂

多宝塔

やすらぎ観音

獅子門句碑

放生池

画仙堂

ご案内

秋の寺宝展 ライトアップ

期   間 平成25年11月8日(金)〜12月5日(木)

拝観時間  寺 宝 展 午前9時〜午後4時(受付終了) (午後5時に閉門)

        ライトアップ 午後5時30分〜午後8時30分(受付終了) (午後9時に閉門)

拝観対象  寺 宝 展 寺宝展、阿弥陀堂などの諸堂宇、多宝塔、画仙堂、庭園寺宝展展示品:
                二十五菩薩来迎図(重文)、當麻曼荼羅縁起(重文)、釈迦三尊像(重文)、など

        ライトアップ 阿弥陀堂、画仙堂、庭園  

拝 観 料  寺 宝 展  一般 1,000円 小・中・高 600円

        ライトアップ 中学生以上 600円

通常の拝観

期   間  秋の寺宝展を除く期間(年中無休)

拝観時間 午前9時〜午後5時(受付は午後4時で終了)

拝観対象  諸堂および庭園(画仙堂、庫裏、浴室、永観堂会館は除く。なお、諸行事により一部の堂宇の拝観ができない場合があります)

拝観料          個人 一般 600円 小・中・高 400円
(団体は30名様以上) 団体 一般 500円 小・中・高 350円

拝観に際してのお願い 

アクセス

 自動車 秋の寺宝展 ライトアップ期間中は近隣の駐車場をご利用ください(岡崎公園駐車場など)

 

浄土宗西山禅林寺派 総本山 永観堂 禅 林 寺
(Eikando Zenrin-ji, Kyoto) 

〒606-8445
京都市左京区永観堂町48
電話:075-761-0007
FAX:075-771-4243

   〜永観堂HPより 抜粋〜