京都めぐり

    NO,65 天龍寺塔頭 大亀山 「宝厳院」 2022/11/21撮影



大亀山宝厳院は臨済宗大本山天竜寺の塔頭寺院で寛政二年(一四六一)室町幕府の管領細川頼之公により天竜寺開山夢窓国師の第三世法孫聖仲永光禅師を開山に迎え創建された。
創建時は京都市上京区にあり、広大な敷地を有した寺院であった。応仁の乱で消失したが、再建されその後、変遷を経て天竜寺塔頭弘源寺境内に移転の後、現在地(旧塔頭寺院跡)に移転再興された。
本堂には本尊十一面観世音菩薩、脇仏に三十三体の観世音菩薩、足利尊氏が信仰したと寺伝にある地蔵菩薩像が祀られており、西国三十三カ所巡りに等しい功徳があると伝えられている。

また、田村能里子画伯筆による「風河燦燦三三自在」と題された襖絵五十八面がある
「獅子吼の庭」-この庭園は、室町時代に中国かに二度渡った禅僧策彦周良禅師によって作庭され、嵐山を巧みに取り入れた借景回遊式庭園で、江戸時代に京都の名所名園を収録した「都林泉名勝図会」にも収録された名園である。
獅子吼とは「仏が説法する」の意味で、庭園内を散策し、鳥の声、風の音を聴くことによって人生の真理、正道を肌で感じる。
 これを「無言の説法」というが、心が大変癒される庭である。
                 〜パンフより〜

 

船石

無畏庵(むいあん)、お茶

永代供養「無礙光堂」

本堂

碧岩

獅子吼の庭

茶席「青嶂軒 せいしょうけん」

嵐山羅漢

豊丸垣(ほうがんがき)

渡月橋旧親柱

もみじのトンネル

坐禅石

  

交通アクセス

電車
●JR「嵯峨嵐山駅」下車徒歩10分
●嵐電「嵐山駅」下車徒歩3分
●京阪「三条」下車(地下鉄東西線、太秦天神川→嵐電、天神川乗り換え)嵐電「嵐山駅」下車徒歩3分
●阪急「嵐山駅」下車徒歩10分
京都市バス



京都バス

●JR京都駅前より京都市バス 28番にご乗車、「嵐山天龍寺前駅」で下車。
徒歩約5分

●JR京都駅前より京都バス72番、もしくは73番にご乗車、「京福嵐山駅前」で下車。

徒歩約5分
自動車
駐車場
●近くの天龍寺駐車場(有料、一回千円、普通車100台)

2022年秋の特別拝観
開催期間
2022年10月8日(土)〜12月11日(日)

拝観時間
午前9時〜午後5時閉門
※受付終了:午後4時45分


拝観志納料(庭園)
大人500円 小中学生300円
宝厳院・弘源寺割引共通券900円
※宝厳院本堂特別公開:
別途志納料(大人500円・小中学生300円)が必要です。


 

夜間拝観
開催期間
2022年11月12日〜12月4日

拝観時間
午後5時30分〜午後8時30分閉門
※受付終了:午後8時00分

拝観志納料
大人600円 小中学生300円

【住所】〒616-8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36
【電話番号】075-861-0091
【FAX】075-861-0034