Compact digital camera

 コンパクトデジカメ 奮戦記

水中写真にフィルムとデジカメのどちらを使用するか…。実を言うと私はフィルムの水中写真は未経験。

しかし、お手軽に水中写真を始める人にはデジカメが絶対オススメである。 (芸術的・超綺麗な作品を求める人は別として) …などと言っていたのはつい2~3年前だが、今やプロの水中カメラマンでさえデジカメをメインに使う時代。

製造メーカーもフィルムカメラの開発を終了してしまうのだから、フィルムがいいだの、デジカメがいいだの論議する事が時代遅れかもしれない。

1.記録枚数の違い

フィルムカメラの撮影枚数は36枚が限度。デジカメはCF・SM・SD・xDなど、様々なメディアを使用して容量・画質の選択により数百枚以上の記録が可能である。最近では8GB超のメディアもあるし(対応するカメラは制限されるが)、これからもっと大容量になるだろうから、残り枚数を気にせずに失敗しようが構わずドンドン写せる。カメラによっては、連写や露出BKT撮影する機能があるので(水中ではあまり使わないが)、それらを活かしてベストショットをチョイス出来る。ストレージも各メーカーから発売されており、1日分の容量があれば余分な枚数を持たなくてOK。

2. 失敗したら消去

デジカメは、失敗したらその場でファイルを消去出来る。ドンドン写して成功したファイルだけ残せば良いので小さい容量のメディアでも大丈夫。でも実際はダイビング中にいちいちファイルを選んで消去してはいられないし、水中での液晶画面では成功か失敗か判断するのは面倒なので、大きな容量のメディアでガンガン撮って陸に上がってからプレビューしてからデータを整理するのが安心だろう。

3. 維持費は電池代・印刷用紙代のみ

フィルムカメラであれば毎回フィルムを購入して、毎回現像に出してプリントしなければならない。その度にフィルム代・現像代・プリント代など、結構馬鹿にならない金額であり、失敗したコマまでも現像されてしまう。その点、デジカメのメディアは半永久的に使い回し可能。プリントに関しても気に入ったデータだけ目的にあった用紙に印刷すれば良いのだ。シールプリントにしてログブックに張ったり出来るが結構面倒…。

4. 液晶画面はダイビング向き

水中写真を撮る際にフィルムカメラの場合は、小さなファインダーを覗きながら被写体をカバーしなければならないので、中層でシッカリ中性浮力を取っていても多少流れがあったりすると、動く魚は狙いにくい。一方、コンパクトデジカメでは大きな液晶画面で被写体を確認出来るため、多少流れていても画角に納めやすい。また、マクロ狙いの場合もデジカメが威力を発揮する。身体を近づけると逃げてしまうような被写体に対して、手を伸ばしカメラだけ近づけて魚に警戒させない撮影が可能となる。 ログ付けの時間にみんなで見せ合って楽しんだり、ガイドさんに見てもらって魚の名前を聞くのも◎。

 

やはりNikon信者ダイバーの私…オリンパス C-4040Zには満足出来ない!念願のニコンユーザーに戻りました。Sea&SeaでE-5000用ハウジングを開発中との記事を雑誌で読んでから、ずーっと待ってたけど何処にも発表されない…。待ちきれずにメーカーへ問い合わせると「開発中のハウジングが全て製品化されるとは限りません。E-5000用ハウジングの発売予定はありません」との事。全く意気消沈した私はネットでドイツ製のハウジングを見つけ希望をつなぐ。DIVなど幾つかのメーカーから発売されているが、アクリル製ではなくアルミ製に魅力を感じるミーハーな自分を恨んだ…。注文してから3ヶ月、ようやくメーカーからハウジング到着!思っていたよりコンパクト…でもアルミ製は結構重たい。潜ってしまえば安定するか…?と、自分を説得! ところで、トラベルダイバーが頭を悩ませるメディアのデータバックアップ。長期旅行となると、大容量メディア数枚でも足りないもの。かといって、ノートパソコンを持っていくと荷物が多くなりすぎる。当時ストレージ機器はあまり無く、機能的にも値段的にも納得だったのが(株)飛鳥のTripper。20GBの容量でありながらコンパクトサイズで、27800円。CFカードを直接差し込めて、マイクロドライブにも対応!でも海外の電圧に未対応…。まぁこのへんの機器は日進月歩。新しいほうが高機能で値段も安い。

 

水中デジカメと言えば!のオリンパス製 C-4040Zである。ニコン E-5000のハウジングを注文しようかとも考えたが、一度水没を経験すると予算的な魅力はとても大きく感じてしまう。カメラ+ハウジングでもE-5000本体よりも安いという恐ろしい事実!当時のSDは最大128MBで物足りなかったが、その分枚数でカバーした。 しかし、そこはNikon信者…しばらく使ってはみたものの、E-5000最強ワイドマクロへの物欲には勝てずC-4040Zをネットオークションへ…無事に取引完了しE-5000購入資金の足しにする。

 

本体は言わずと知れた名機、ニコン E-950である。 生まれて初めて買ったデジカメキャノン初代PowerShotに続く二台目の購入なのだが、全てにおいて大きく勝っていた。(この二台を比べて以来、Nikon信者になってしまった…)ハウジングは純正が無いので受注生産のDIV製。 ワイドもマクロもドンと来いの万能機!しかし、2001年最後の日モルディブにて水没…合掌。