Under Water SEA&SEA

初代デジイチ Nikon D200+SEA&SEA DX-D200

初めてのデジイチ。今までコンパクトデジカメのハイエンド機(Nikon E-5000)を使用してきたため、レンズ交換という概念は無く、ワイドもマクロも一台でバシバシ撮ってきた。しかし、一眼レフではそうはいかない。

まずはカメラ本体…。今まで使ってきたメーカーはNikon、Canon、OLIMPUS…。デジタル一眼は性能でクラスが分かれ、価格帯も決まる。5~6万のエントリーモデルから80万超のハイエンドのプロ用まで幅広い。

そこで、水中に持ち込むカメラ本体を決定する第一の条件は、ハウジングが発売されているかどうかがある。ANTHIS、Sea&Sea、INON…などのメーカーが発売しているのに加えて、受注生産するメーカーもある。各メーカー、NikonとCanonを中心にハウジングを開発している。

では、NikonとCanonどちらを選ぶか…。両者、レンズ構成や性能面では大差ない。それぞれに十分な機能を持ち、ハウジングサイズも同様…。こうなったらもう好き嫌いしかない!Nikon信者はNikonを信仰し続けるのだ。結局Nikon好きがデジタル一眼中堅モデルのD-200を選択してしまう単純な結論…。

なにはともあれ、これでカメラ本体とハウジングが決定!

レンズポートの選択

次に問題となるのがレンズ選び…。自分は一体どんな写真を撮りたいのか?言ってしまえばワイドも撮りたい!マクロも撮りたい!一本でどちらも撮れるレンズなんてありゃしない。一眼レフではワイド・マクロそれぞれでレンズを使い分けなければならないのだ。Nikonはデジタル専用設計DXレンズで種類も豊富である。 広角ではワイドズームかフィッシュアイ…。さすがにフィッシュアイ一本で潜るのはどうか…。12-24mmあたりが無難である。 そんじゃこれで!と思って値段をみて驚く…。なんとカメラ本体と変わらないくらい高額!レンズカタログを眺めると数十万がぞろぞろ…。中には数百万も!まあ一眼レフでは当たり前のハナシか。 レンズはNikon純正 AF-S DX12-24mmF4に決定。使用するレンズにはポートが必要である。 ワイドレンズ用として、通常の円柱型のポートか、キノコ型のドームポートか。やはり広角を綺麗に撮るにはドームポートが向いている。 ドームポートの材質には、ガラスとアクリルがある。アクリル製は安価で軽量なのだがキズに弱い!とにかくキズに弱い!ヨゴレをティッシュペーパーで拭こうものならすぐに傷が付くため素手では触れない。水切れも悪く、半水面など撮ろうものなら水滴だらけらしい…。その点ガラス製は、値段は倍で重たくなるが画質はクリアだし水切れもよく、なによりキズに強い!モチロン素手で触っても問題ない!財布にはキビシイが、ここは迷わずガラス製を選んだ。

一本のレンズでワイドもマクロも…。

そんなコンデジみたいなレンズはないものか…。

Nikon純正18-70mm。これなら万能だろう!と思い、ポートも揃えていざ潜水。 いやぁ、参った!参った!ワイドでも、マクロでも中途半端!ワイドでは画の広がり感が物足りなく、マクロでは寄り切れない。 万能レンズではなく、どちらにも物足りないレンズであった。

一眼デジカメダイバーが、皆さん苦労してワイド・マクロを使い分け、時には2台持って潜る人もいる理由が理解できた。

 

 

 

ではマクロは…。

マクロはなんと言っても接写!被写体をどれだけ大きく撮れるか…。Nikon純正のラインナップは、105mmと60mm。

105mmはデッカイなあー。さらに60mmに比べてピントの合う距離がシビアになるらしい。ワタシは初心者!迷わず60mmを選んでおこう。

マクロ撮影でのポート選択。

Nikon純正 Ai AF 60mmF2.8のレンズ胴中間にあるAF/MF切り替えを水中でどう扱うか…。ハウジングセッティング時にAFかMFか決めてしまって、水中での切り替えが不可で良ければ左写真のマクロポートで問題ない。

水中でもAF/MF切り替えをしたいとなると、ポート自体ふた周りくらい大きくなってしまう。さらにAF/MF切り替えギアの噛み合わせがシビアで、うまく噛まないと切り替え不可能になる。

では実際にマクロ撮影をする場合、AF派かMF派か…ネットで知り合った水中デジカメダイバーにリサーチしたところ若干MF派が多いようだ。MF派の人は撮影モードもマニュアルもしくは露出優先モードで撮影している。

マクロ60mmに馴れてくると、欲が出る。

やはり100mmレンズがイイかなぁ…と、思っていたらNikonがVR付きマクロレンズを発売した。まぁ、水中でどの程度役立つものなのか実感はない…。

それよりも重要な利点がある。「マニュアル優先オートフォーカス」機能である。最近のレンズには当たり前の機能であるが60mmF2.8には残念ながら無い。

この機能があればAF/MF切り替えで悩む必要はないのだ。AFで追い込んでフォーカスダイヤルを回せばMFに自動的に切り替わるからジャスピンに合わせられる。

これは使える!と、思ったがデカい…デカいと言うより太い。案の定、今までのポートは使い回せないのでメーカーから発売されたDX MacroPortを購入。また出費が…。

ストロボの選択

ストロボもビギナー泣かせの機材である。

しかし撮影した写真の善し悪しに大きく影響するのがストロボである。

カメラの構造、露出に関してしっかり理解している人はマニュアルで光量を調整し適正露出で撮影するだろう。しかし、ビギナーには難しい事この上ない…。

そこで有効に活用したいTTL機能。カメラからの測光情報で適正露出を自動的に設定してくれる強い味方!フィルムカメラではTTL対応のストロボもいくつかあったが、デジカメに対応するTTLストロボは、最近になってようやく、いくつか開発されている。

ストロボ側で独自に調光するもの、コンバーターでストロボを調光させるものなど、各メーカーで独自にTTL対応をしている。コンバーターを必要とせずに5pinでi-TTL対応するアテナ工央PZ-40Xも面白い。

ただし、ストロボの選択で重要なのは「リサイクルタイム」である。一度発光してから、次の発光可能になるまでの時間である。細かく泳ぎ回る被写体相手に、数秒待たされるのではシャッターチャンスを逃しっぱなし!

そんなワケで、二代目水中デジイチでは、INONストロボに戻ることになる…。