大阪再発見の表紙に戻る
霊場参拝
摂津八十八ヶ所 摂津八十八ヶ所
第30番
ロゴをクリックすれば
一覧表に戻ります



松園山竹林寺 所在地:大阪市中央区難波1丁目
最寄駅:近鉄、地下鉄「日本橋」下車西へ200M、千日前入口北西角
竹林寺の縁起は比較的新しく、江戸初期の1649年(慶安2年)にこの地に建立された「浄業院」が開基である。北隣にあった法善寺[1637年(寛永14年)上本町より現在地に移った]が始めていた千日回向を、当寺も1666年(寛文6年)より始め、これを続けたので、市民は両寺を「千日寺」と称し、南の墓所に通じる道の両側は千日寺の前ということで「千日前」と呼ぶようになったという。
  戦前は竹林寺の境内は観音堂と大師堂があり、観音参りで賑わったが、1945年(昭和20年)の空襲でで、法善寺共々消失した。現在の堂宇は戦後再建されたものである。
「太子堂」は1950年(昭和25年)頃、再建されたとのことであったが、参拝した21日はちょうど「お大師さん」で大師詣りの人が次々と訪れ、賑わっていた。

[参考資料] 『摂津国八十八ヶ所霊場案内記』 古寺顕彰会発行
竹林寺山門 千日前の繁華街に面した山門。信号待ちのため、人通りが途切れるシャッターチャンスで、山門全体をを撮ることが出来た。
境内の隅にある「無縁塔」。その昔、このあたりは刑場であったことは有名な話ですが、その碑文によると『1968年(昭和43年)大阪市都市計画道路拡張工事の時、千日前刑場跡より、発掘された無縁仏の一部をこの境内に埋葬されている』とあった。 竹林寺無縁塔
千日前通りから見た竹林寺全景 千日前通りから見た大きなビルの1階に寺務所がある。その手前は「大師堂」。この「大師堂」も戦後の再建とのこと。
ご朱印
摂津八十八ヶ所霊場
竹林寺朱印
[2003年9月21日参拝]

寺院-018/TTL-036

1つ前に戻る このページの上に戻る 表紙に戻る

Copyrightc2015.Yoshi Planning.All rights reserved. 写真及び文章の無断使用は禁止します。