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聖天山正圓寺 所在地:大阪市阿倍野区松虫通3丁目
最寄駅:南海阪堺線「北天下茶屋」下車、東約300M
当山の縁起は939年(天慶2年)、現在地より東方800Mのところ、阿倍野村に「般若山安倍寺明承院」としての、光道和尚によって創建されたのに始まるが、1615年(元和元年)の「元和の役」の兵火で焼滅した。  
 江戸・元禄年中(1690年頃)義道和尚がこの地に堂宇を移築再建し、大阪湾が一望出来る景勝地にちなんで、山号を「海照山」寺号を「正圓寺」改称された。それよりも遡る南北朝の頃、この地は兼好法師の庵があったと伝わっている。
 1723年(享保8年)京都大通寺より来住した常如和尚(当山4世)は歓喜天を自刻し、聖天信仰の流布宣揚につとめたため、この頃から当山一体事が「聖天さん(山)」と呼ばれるようになったとのこと。
当山の聖天堂の本尊歓喜天は慈覚大師の自刻の歓喜天を胎内に納めた一木彫像で、我国最大の「聖天さん」だといわれているが、秘仏のため一般公開されていない。

[参考資料] 『摂津国八十八ヶ所霊場案内記』 古寺顕彰会発行
         『おおさか十三仏巡礼』 おおさか十三仏霊場会編
正圓寺鳥居 お寺は小さな丘(聖天山:標高14M)の頂上(?)にあり、縁起にもあるように山号と山の名前が一体で呼ばれいる
参道(階段)を上ったところにある山門。 正圓寺山門
正圓寺本堂 本堂の前に『聖天山山頂』の標識が立てられていたが、お寺の方で「大阪5低山」に選ばれことを知り、作成したとのことである。
ご朱印
おおさか十三仏霊場 摂津八十八ヶ所霊場
正圓寺朱印-1 正圓寺朱印-2
[2003年9月19日参拝] [2003年9月19日参拝]

寺院-017/TTL-037

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