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霊場参拝
摂津八十八ヶ所 摂津八十八ヶ所
第33番
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築港高野山釈迦院 所在地:所在地:大阪市港区築港1丁目
最寄駅:地下鉄中央線「大阪港」下車、南へ約200M
当山の縁起は、804年(延暦23年)弘法大師が遣唐使の一員として、唐に向け船出をした旧跡に、1910年(明治43年)南河内・弘川寺塔頭の釈迦院の名義を移転、創建された。
 開基当時は博覧会の跡地で、約2.6万平米(7845坪)の広大な土地(大阪市からの借地)に、七堂伽藍が甍を並べていたとのことである。その後、大阪港の施設拡充に伴い、都度縮小されてきたが、それでも戦前までは約6000坪(1800坪)を有していたが、1945年(昭和20年)の大空襲により、灰燼に帰した。
 戦後、1952年(昭和27年)現在地に、堺・智禅寺の本堂を移築、復興した。その後1984年(昭和59年)より大師入定1150年記念行事として本堂の大修理、境内の整備を行い、現在の姿に整えた。

[参考資料] 『摂津国八十八ヶ所霊場案内記』 古寺顕彰会発行
         『築港高野山 釈迦院』 釈迦院パンフレット
釈迦院山門 山門の前にある石柱には「真言宗 準別格本山 釈迦院」とある。釈迦院は西大阪の大師信仰の中心道場として、摂津八十八ヶ所霊場のほか、大阪4不動西方霊場でもある。
本堂は1995年(平成7年)の阪神淡路大地震により、倒壊寸前という大きな被害を出し、撤去されたが、1997年(平成9年)震災前の形のままの本堂として、復興落成した。 釈迦院本堂
釈迦院境内に建つ浪曲塔 境内にある「浪曲塔」。
浪曲親友協会が建立しているが、脇の奉納者の氏名にはおなじみの浪曲師の名前が沢山あった。
ご朱印
摂津八十八ヶ所霊場
釈迦院朱印
[2003年11月30日参拝]

寺院-043/TTL-06

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