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霊場参拝
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遍照山 光明院 所在地:交野市倉治6丁目
最寄駅:JR学研都市線「津田」駅下車、南へ徒歩約15分、
機物神社の交差点を西に入る。
当山の名は通称「光明院」で通っているが、正式には遍照山光明院摂取教寺という。摂取とは広辞苑に拠ると、仏教用語で『仏が慈悲の光明で、すべての衆生を受け入れて救いを求めること』とあり、まことにありがたい言葉である。
 創起に関わる古記録の類が残されていないとのことで、詳細な寺暦を知ることが出来ないが、古い過去帳の裏に当時の住職がその時々に受けた寄付を書き付けているおり、寺暦の一端を知ることが出来る。
それによると、1659年(万治2年)から1698年(元禄11年)の頃までに当寺本堂の天蓋を2度寄進されたことを記しているとのことであり、この時期は浄土宗の寺院であった。
 本堂にまつられている位牌の中で、1744年(延享元年)3月寂の「当山中興円髄上人融典忍山大和尚」のものが尤も古く、この融典が光明院を浄土宗から現在の宗旨である融通念仏宗に改めた人と見られる。

[参考資料] 『交野市史 神社と寺院』 交野市編
光明院山門 落語会の案内掲示板
光明院山門と山門の脇にあった掲示板には光明院で開かれる寄席の案内が掲示されていた。
出演者にはNHKの朝の連続ドラマ『ちりとてちん』の出演している桂吉弥が出演。なんと『入場無料』とあった。
真新しい光明院本堂。
本堂は2006年(平成18年)4月に落慶した。
光明院本堂
融典大和尚の墓境内にある墓石の中で、一番大きい墓石は当山中興融典大和尚のもの。
境内の石仏 十三重塔
境内の1角に集められている石仏。正面の阿弥陀仏石仏は室町時代の作とされる。 境内墓地の入り口に建つ十三重塔。
ご朱印
河内三十三所観音霊場
光明院朱印
[2008年2月25日参拝]

寺院-212/TTL-605

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