大阪再発見の表紙に戻る
霊場参拝
河内三十三ヶ所 河内西国観音霊場
第17番
ロゴをクリックすれば
一覧表に戻ります
神宮寺へ
常楽寺へ
光明寺へ



大覚山 法蔵寺 所所在地:大阪府八尾市郡川6丁目
最寄駅:近鉄信貴線「信貴山口」下車、東へ徒歩15分
当山は大覚山と号し、1748年(寛延元年)土佐曽我部氏の子孫、好山和尚がこの地に、土佐大守山内家の祈願寺(曹洞宗)として建立したといわれる。本尊は聖観世音菩薩である。
 この地は、かっては聖徳太子物部守屋との戦いで、砦を築き、再起を図った陣屋跡と伝えられ、また、寺院の前の道は、太子が再起を図って信貴山に逃れる折、通った道と伝えられ、今も「大道」と呼ばれており、八尾市の「歴史の道」に指定されている。
 境内には神霊泉が湧き(所望すれば、ウオータークーラーから飲むことが出来る)、本堂には狩野得水による雄渾な龍の天井絵があり、その他、江戸中期の板絵などが良好な状態で保存されている。
附近には古墳が数多く発見されており、当地は古代より権力者が住居するには条件のよい場所であったらしい。

[参考資料] 『河内西国巡礼』 河内西国霊場会編
         『現地解説碑』 八尾市教育委員会
法蔵寺山門 第25番常楽寺の前の道を、近鉄線を越え坂道を500m程登っていくと左手に山門が見える。
この辺りまで登ると、大阪平野が眺望される。
本堂前の「大覚山」の扁額は好山和尚の筆によるもの。 法蔵寺本堂
ご朱印
河内三十三ヶ所観音霊場
法蔵寺朱印
[2004年8月18日参拝]

寺院-079/TTL-233

1つ前に戻る このページの上に戻る 表紙に戻る

Copyrightc2015.Yoshi Planning.All rights reserved. 写真及び文章の無断使用は禁止します。