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霊場参拝
摂津八十八ヶ所 摂津八十八ヶ所
第61番
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猪名野山安楽院 所在地:兵庫県伊丹市千僧3丁目
最寄駅:阪急伊丹線「伊丹」より市バスで「第3師団前」下車南へ
入る、自衛隊駐屯地に沿い、すぐ
当山は713年(和銅6年)聖武天皇の勅願により創建されたと伝わる。行基菩薩が建立した畿内49院の1院として、往昔には七堂伽藍を擁する古刹であったと伝えられている。
 行基菩薩が昆陽池を築造されたおり、大池の成就にちなみ寺名を「願成就寺」と号し、千余人の僧侶による大法要が行われた。この付近の地名である千僧の由来はそのときの出来事からといわれている。
 1579年(天正7年)織田信長が有岡城主荒木村重を攻略したときの兵乱時に灰燼に帰し、16ヶ院あったと坊舎のうち安楽院だけが現存する。
 1995年(平成7年)の阪神淡路大震災で、大きな被害を受けたが、震災直後から復興に着手し、現在では、元の姿に復している。

[参考資料] 『猪名野山願成就寺安楽院 略縁起』 安楽院パンフレット
         『摂津国八十八ヶ所霊場案内記』 古寺顕彰会発行
安楽院山門 山門は薬医門形式で18世紀の建造。
阪神淡路大震災で塀は全壊し、新しくなっている。
本堂は1967年(昭和42年)コンクリート造りに建て替えられていたため、阪神淡路大震災の時は殆ど被害は受けなかったとのことであった。
本尊は大日如来像で、脇侍に不動明王、愛染明王、脇陣には観世音菩薩像、地蔵菩薩像を安置。
安楽院本堂
安楽院方丈 安楽院鐘楼
方丈。阪神淡路大震災で被災し、建て替えられた。 鐘楼。単層切妻造りで1745年(延亨2年)の建立。大震災の時も瓦が若干落ちた程度の被害で済んでいる。
ご朱印
摂津八十八ヶ所霊場
安楽院(伊丹市)朱印
[2005年4月16日参拝]

寺院-127/TTL-371

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