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史 跡
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慈雲尊者遺跡
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慈雲尊者遺跡
旧雙龍庵址 所在地:東大阪市山手町
最寄駅:近鉄奈良線「額田」駅下車東へ、額田川沿いに約40分
慈雲尊者が、1758年(宝暦8年)から14年間にわたり、隠棲したという雙龍庵旧蹟のある長尾の滝は近鉄奈良線「額田」駅から、徒歩で約40分ほど歩いた、生駒山の山中にある。
 「雙龍庵」の名は、尊者がこの庵の本尊として安置した「釈尊始成正覚像」(釈迦如来像)に台座から飛躍せんとする双龍がいるところから名付けられたという。この仏像は平野・長宝寺に所蔵されている。
現在でも、当地は修験道の道場になっており、額田川の渓谷(長尾渓)沿いには、それに関連した寺院が数多く点在する。

雙龍庵址-1 長尾の滝(雄滝)の上の平らになっている所で、慈雲尊者が座禅を組んでいた言われる「座禅石」がある。
数多く描かれ、尊者自ら賛を書いている『雙龍庵巌上座禅像』はこの岩の上のでの座禅像である。
雙龍庵があった場所には石碑が建てられている。
雙龍庵は現在は東大阪市・長栄寺の境内に移築され、
現存する。
雙龍庵址-2
天龍院
天竜院と長尾の滝(雄滝) 長尾の滝(雄滝)に建つ慈雲尊者像 
長尾の滝のある地域は現在、吉野山にある金峯山寺蔵王堂の大阪別院である天龍院となっており、八大龍王尊が祀られている。 長尾の滝は、生駒山中にある唯一の滝で、雄滝と雌滝に分かれており、この滝は雄滝と呼ばれている。
滝の横には慈雲尊者の銅像が建てられている。
ご朱印
役行者霊蹟札所
天龍院朱印
[2004年6月18日参拝]

史跡-033/TTL-209

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