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史 跡
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慈雲尊者揮毫の石標・扁額(1) 所在地:
高貴寺:南河内郡河南町平石
磐船神社:南河内郡河南町平石
重願寺:東大阪市山手町
奈良街道:東大阪市東浦町
長栄寺:東大阪市
慈雲尊者は、能書家としても有名で、その力強くて闊達な書は在世中から高い評価を得ていた。尊者は請われるままに筆をとったと思われ、数多くの書が遺されている。
 先に、慈雲尊者遠忌200年を記念して大阪市立美術館で「心の書 慈雲尊者」展が開催されていたが、これ等の紙に書かれた書は普段は個人や寺院に内蔵され、このような 展示会でないとお目に掛かれないが、高貴寺境内をはじめとし、石標や扁額も尊者の揮毫になるものが多く見られるので、それらのもので、尊者の書の一端を伺うことが出来る。
慈雲尊者遠忌200年記念「心の書 慈雲尊者」展は2004年4月20日から5月30日の期間で開催された。

高貴寺・磐船神社の揮毫
高貴寺総門の脇にある結界石 高貴寺本坊門前にある石標
高貴寺総門の脇にある結界石「大界外相」。側面には「禁女人入門内」と刻まれている。 高貴寺本坊門前にある石標「下乗」。乗り物はここで降りなければならない。
高貴寺本坊に架かっている刻字額

高貴寺本坊に架かっている刻字額「打静(だじょう)」。

打静とは禅の用語で座禅に入ることだそうで、住職のお話ではこの額は展覧会に出展したとのこと。
樛宮(とがのみや)の扁額
高貴寺に隣接する磐船神社拝殿に架かっている刻字額「樛宮(とがのみや)」。

重願寺(旧不動寺)の歌碑

奈良街道沿いに建つ供養塔
重願寺境内の歌碑

東大阪市・現重願寺(旧不動寺)境内にある歌碑。

1583年(天正11年)近衛前久が不動寺に立ち寄った時に詠んだ歌を揮毫した。
奈良街道沿いの供養塔
東大阪市・奈良街道沿いに建っている供養塔。
旅の途中、この街道で亡くなった人の供養のために建てられたものと思われる。
長栄寺の石標
   長栄寺門前の石碑   長栄寺山門   長栄寺門前の石碑
東大阪市・長栄寺門前の石標。右側には「大界外相」、左側には「禁入葷酒肉門内」と刻されている。

史跡-066/TTL-299

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