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所在地:大阪市北区天満1丁目 造幣局
最寄駅:JR環状線「桜ノ宮」OR「京橋」下車、約15分
地下鉄谷町線OR京阪本線「天満橋」下車。約10分 |
大阪の春の風物詩を代表するものの1つに「造幣局の(桜の)通り抜け」がある。今年も4月15日から21日までの期間で公開された。毎年多くの人で賑わい、天候に恵まれれば、見物人が100万人を越える年もあるという。
造幣局の桜は現地の案内板によると、『明治の初め、藤堂藩の蔵屋敷(造幣局と北側の道を1つ隔てた現在の泉布館の北側にあった)から移植されたもので、品種が多いことばかりではなく、他では見られない珍しい里桜が集めれていた』とある。
1883年(明治16年)より、大阪市民への公開が始まったとのことであり、公開当初から混雑緩和のため、現在のように一方通行であったことから、これがいつしか「通り抜け」と呼ばれるようになった。
2009年現在、構内約560mの間に126品種、348本あり、関山・松月・普賢象・楊貴妃などの八重桜が主で、例年4月中旬から下旬にかけ公開され、造幣局の通り抜けが終わると大阪も初夏のたたずまいになる。
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[訪問日] 2009年4月18日(快晴に恵まれた) |
[参考資料] 『現地案内板』造幣局 |
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造幣局の通り抜けの入口(天満橋側) |
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菊 桜。 |
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造幣局の旧正門。1871年(明治4年)創業当時の門。 |
造幣局の通り抜け出口(桜宮橋(銀橋)側)
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今年のシンボルツリーの「平野撫子」。京都平野神社境内にあり、花弁に撫子の花のように切り込みがある。 |
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楊貴妃。つぼみの時は濃紅色で、開花時には淡紅色となる。花色も優れ豊満なので、中国の楊貴妃を連想して名付けられた。 |
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奈良の八重桜。遅咲きの桜らしく、花が満開なのは後ろの桜で、肝心の「奈良の八重桜」はちらほら咲きの状態。 |
紅手毬。
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大賑わいの露店。大川に沿って多くの店がテントを並べている。このように露天商が多くなったのは何時の頃からだろうか。私の子供の頃は大川沿いは桜見物の人たちの宴席の場でもあった。 |
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2006年末に開通した新銀橋。
安藤忠雄氏の設計で、旧の銀橋(右側の橋)に併せたデザインになっている。 |
川向の桜之宮公園で開かれていた「大阪さくら祭り全国民踊大会」。桜祭りといっても公園の周辺の桜は既に葉桜であり、この踊りの大会は造幣局の通り抜けに併せての催しと思われる。 |