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霊場参拝
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紫金山 西蓮寺 所在地:寝屋川市寝屋
最寄駅:JR学研都市線「星田」下車、京阪バス「寝屋川市駅」方面行で「寝屋神社」下車、北へ100m、旧山根街道を西へ約200m
当山の開祖や創建年代など由緒は明確ではないが、境内の墓地のある宝篋印塔に刻まれた年号には天和、貞享などの年号が刻まれたものが見られ、江戸時代初期には存在していたものと思われる。
 現在は浄土宗の寺院であるが、もとは守口佐太来迎寺の末であった。
 『寝屋川市史』によれば、本堂の縁に吊るされた喚鐘の銘文に「創建既久 佛殿上漏下湿埃 維時宝永三歳次丙戊之秋蒙 ‥‥云々」とあることより、この宝永3年(1706年)頃に寺観を整えたのではとしている。

[参考資料] 『現地案内碑』&『寝屋川市史』 寝屋川市
西蓮寺山門 西蓮寺本堂
西蓮寺山門。 西蓮寺本堂。
本堂は2003年(平成15年)に新しく建て替えられている。
西蓮寺観音堂 西蓮寺観音堂。
この観音堂は1925年頃(昭和元年前後)当寺の観音講信徒達により建てられた。
「天和3年(1683年)」の銘がある宝篋印塔。 「元禄14年(1701年)」の銘がある宝篋印塔。
『寝屋川市史』では台座の部分と上の部分が一体ものであるか疑わしいとしている。
この五輪塔は「鉢かづき姫」の初瀬姫の母照見の方の墓と伝わる。
高さ約70cmほどの小さな地蔵尊であるが「道標地蔵尊」と呼ばれる。
光背の部分に「右ねやほした道」「左くらじたき道」とあり、元は寝屋の集落内に建てられていた。
西蓮寺千手観音像 西蓮寺地蔵尊像
観音堂に安置されている木造千手観音像(左側)と木造地蔵尊(右側)。
いずれの像も制作年代は不詳であるが、伝えによると、当地を舞台とした「鉢かづき姫」の初瀬姫やその父母の厚い信仰のあった観音像と地蔵尊であるという。
ご朱印
河内三十三所観音霊場
西蓮寺朱印
[2008年4月25日参拝]

寺院-228/TTL-627

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