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霊場参拝
和泉三十三ヶ所 和泉三十三ヶ所
第13番
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新宮山龍雲寺 所在地:和泉市伯太町5丁目町
最寄駅:JR阪和線「信太山」下車、東へ約800M、伯太神社の前
寛治年間(1087〜94年)に白河法皇が熊野行幸をした時に脳を患い、この地よりはるかに熊野山に向かい全快治癒の祈念をしたところ、飛竜降臨の前兆を感じたため、使いをもって、飛竜権現の分霊を迎え、当山の鎮守とした。また、新宮薬師善逝・本宮阿弥陀如来・那智観音大士を本尊とした。
 龍雲寺は明治初年までは伯太神社の神宮寺であり、ここから東へいった丸笠神社跡の丘にあった。神仏分離令で廃絶される運命となった時、村人達が龍雲寺の本尊を村の中心にあった地蔵堂に併せ安置した。
 現在も無住の寺院であり、講のメンバーが6人1組で順番に世話人となり、寺院の運営を行っている珍しい形の寺院である。

[参考資料] 『泉州 和泉西国三十三所めぐり 観音さま』 和泉西国会発行
龍雲寺本堂 新宮山龍雲寺の石標
龍雲寺の本堂。
現在の本堂は1989年(平成元年)に建替えられた。
本堂の前に建つ石標「新宮山龍雲寺」、「熊野大権現影向之地 是より三丁東」と彫られているが、かって龍雲寺があった場所に建てられていたものと思われる。
境内に祀られている水子地蔵尊。
龍雲寺地蔵尊
伯太神社 龍雲寺と向かい合ってある伯太神社。
祭神は応神天皇、伯太比古命、伯太比売命、天照皇大神、小竹祝丸、天野祝丸、熊野大神、菅原道真、天児屋根命 など多くの神が祭られている。
ご朱印
和泉三十三ヶ所観音霊場
龍雲寺朱印
[2006年7月15日参拝]

寺院-174/TTL-490

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