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所在地:兵庫県伊丹市野間6丁目
最寄駅:「昆陽の里」からバス「阪急塚口」行きで、「野間」下車、
西へすぐ |
当山は天平年間(724〜49年)行基菩薩によって創建された寺と伝えられ、以来1000余年にわたり、衆徒の信仰を集めている。
1686年(貞亨3年)に記された縁起書によると、1579年(天正7年)織田信長の荒木村重討伐の際の兵火に遭い、藤原時代の本尊の聖観音菩薩を焼失しており、時の住職がそれを嘆き、脇侍の延命地蔵菩薩を本尊として安置したと伝わる。
後に聖観音菩薩は再興されて観音堂に安置され、その脇侍として不動明王と毘沙門天が祀られている。
この寺も1955年(平成7年)の阪神淡路大震災のときは、本堂・山門半壊、鐘楼全壊、燈篭の倒壊など大きな被害を受けたが、現在は復興している。
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[参考資料] 『摂津国八十八ヶ所霊場案内記』 古寺顕彰会発行 |
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門は南と東に面して2つあり、南門は閉ざされていた。 |
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本堂は貞亨年間(1673〜87年)に建てられたものだったが、阪神淡路大震災で全壊し、その後建て直された。 |
鐘楼は鎌倉時代の代表的建築といわれていたが、阪神淡路大震災により倒壊した。現在は再建されている。 |
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観音堂。阪神淡路大震災では全壊はまぬがれたが、
建物は傾いたそうだ。 |
境内には樹齢、数100年という立派な這え松の古木(枝の長さ15m程)があり、手入れが行き届いている。 |
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摂津八十八ヶ所霊場 |
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[2005年4月16日参拝] |
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