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史 跡
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高井田横穴公園 所在地:柏原市高井田
最寄駅:JR大和路線『高井田』下車、右手の踏切を渡り、すぐ
高井田横穴公園は、国の史跡に指定されている高井田横穴群(約36,000u)を整備し、一般公開されている。
 横穴古墳群は、大和川に面した標高30〜50mの丘陵にあり、1基の横穴式石室を除いて、6世紀中頃から7世紀前半にかけて造られており、全て丘陵に形成する二上山の火山灰が積もってできた凝灰岩をくり抜いた横穴で、未発見を含め約200基以上と推定されている。
 中でも第3支群には舟に乗った人物像、蓮華文、「大家乃ツカ」などの線刻の壁画や文字が見られる。また、第2支群にも騎馬人物像などが見られるが古くから開口していたため、横穴が造られた当時のものか、確証は得られていない。
 横穴は普段は施錠されているが、年2回は内部が一般公開されるとのことである。

[参考資料] 『現地解説パネル』
         『日本歴史地名体系』大阪府の地名編 平凡社
JR「高井田駅」の北側に見える高井田横穴公園 「史跡 高井田横穴群」の石碑
JR大和路線「高井田駅」の北側に見える丘陵が高井田横穴公園。 公園の入り口に建つ「史跡 高井田横穴群」の石碑。
第3支群6号墳 第3支群13号墳
第3支群6号墳(右) 第3支群13号墳
第3支群13号墳 第2支群17号墳と14号墳
第3支群13号墳 第2支群17号墳(手前)と14号墳(奥)。
17号墳の玄室内石棺は凝灰岩をくり抜いた造り付けのものである。
高井田山古墳 5世紀末ごろに造られた「高井田山古墳」。
高井田古墳群の中で唯一の横穴式石室をもつ古墳で、石室には透明の屋根をかけて、内部を見学できるようになっている。
石室内には出土物の模造品を並べてある。(下の写真)
高井田山古墳の内部 高井田山古墳の内部
古墳は薄い板石を積み上げて造られた横穴式石室を持つ。中には須恵器、甲冑、鏡などの出土品の模造品が並べられている。右側の写真の柄の付いた皿は火熨斗(アイロン)と見られ、日本で2例目の発見とのことである。
公園内屋外展示広場にある大県廃寺の礎石 公園に隣接する柏原私立歴史資料館
公園内屋外展示広場にある大県廃寺(大里寺)の礎石。
大里寺は奈良時代孝謙天皇らが巡拝した河内6寺の1つで、これらの礎石は庭石として使われていたものが寄贈された。
公園に隣接する柏原市立歴史資料館。
ここでは横穴古墳群から出土した副葬品の実物や、大和川付替え工事に関する資料などが多く展示されている。

史跡-1167/TTL-693

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