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山 歩 き
大阪市内の山
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正圓寺へ
聖天山 所在地:大阪市阿倍野区松虫通3丁目
最寄駅:南海阪堺線「北天下茶屋」下車、東約300M
聖天山は阿倍野区の西端、上町台地の南端に位置する小高い丘で、山の北側は公園になっており、古墳が残っている。山頂は「天下茶屋の聖天さん」と呼ばれる聖天山 正圓寺の境内である。正圓寺は元禄年中(1690年頃)にこの地に移築再興された寺院であるが、それよりも遡る南北朝の頃、この付近には吉田兼好の庵があったと伝わっている。
吉田兼好:1284年?〜1350年?(弘安6年〜正平5年:その生年と没年は諸説ある)鎌倉時代末期・南北朝時代の歌人・随筆家。 卜部兼好(うらべのかねよし)が正しいらしく、吉田兼好は後世の俗称。武士 として朝廷に仕え、のち出家。山城国山科小野荘に住み、随筆文学の傑作『徒然草』を書いた。

標  高:14M
登頂日:2003年9月19日
25000分の1地形図名:[大阪東南部]
経緯:北緯34度38分7秒、東経135度30分13秒
聖天山公園への入口
「北天下茶屋駅」から東に突き当たった所にある石碑。
但し、この登山道(?)を行くと、聖天山北側の「聖天山公園」に出てしまう。公園の周辺には青いテント村が出来ており、そのためかお寺の境内が金網で囲われてしまっているのでこのルートからはお寺には入れない。


聖天山への登り口

 山頂に行くための階段。
 上記ルートの階段を登らず、
 南へ行くとこの階段がある。
聖天山公園の中にある「聖天山古墳」。
この古墳はかつては天狗塚・柘榴塚といわれる小丘があり、土器・刀剣・馬具類が出土している。
古墳は大きく削られており、以前撮影された写真を見ると柵で囲われていたが、現在ではそれもなく十分な状態で保存されているとは言い難い。
聖天山古墳
聖天山山頂の標識 お寺(正圓寺)の境内にある「聖天山山頂」の標識。
お寺の方で「大阪5低山」に選ばれことを知り、作成したとのことである。

山歩き-001/TTL-115

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