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所在地:大阪市天王寺区真田山町から餌差町一帯
最寄駅:最寄駅:JR環状線「玉造」下車玉造筋を南へ、バス停「真田山」を西へ |
先に地名の探索で真田幸村が築いたとされる「真田山」はどこにあったのかをレポートしたが、そのときは「真田山」の山頂が確認出来なかった。その後「大阪七福神めぐり」の折、宰相山の東側にある三光神社から次の霊場の長久寺に行く途中で確認しながら歩いてみたが、ここが山頂だと思われる地点は分からずしまいであった。
今回、餌差町「宝国寺」にある志太野坡の墓訪ねる機会を利用して、再度真田山山頂を確認することにした。
下記の『日本山総覧』では大阪の山に「真田山(真田公園)」標高10Mと表記されているが、残念ながら真田山公園の中では最高点と思われるところがなく、あたりを歩き回った結果、明星学園の南側の道路(地点では餌差町、空清町、城南寺町が接する交差点あたり)が一番高いと思われる。
このことは真田幸村が築いたとされる「真田山」が現在の明星学園の場所であるとする説が1番有力であることと一致する結果となった。
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[参考資料] 『日本山総覧』武内正著 白山書房 |
標高:10M
登頂日:2004年3月16日(但し、山頂は確認できず) |
25000分の1地形図名:[大阪東北部]
経緯:北緯34度40分17秒、東経135度31分13秒 |
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真田山公園は玉造筋の方から入ってくれば、高台にある。
野球場の横の遊戯施設やベンチがあるところに土を盛り上げた場所があり、公園の中ではこの場所が一番高いと思われるが、更に公園の外周の北側の道の方が、一段と高いところにあるので、この公園の中にはこの地域の最高点はない。 |
玉造筋から真田山小学校の前の道を西に向かって坂道が上りになっており、明星学園の横の交差点のところは、北からの方向からも(写真の右上手)、南からの方向(写真の手前)から来ても、上り坂の頂点になる。 |
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明星学園の前の道を更に西に行くと次の交差点(西北側の角に円珠庵がある)で、西行きの道が急激に下り坂なって居るところから、この地点がこの辺りでは一番高い場所と思われる。 |