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所在地:大阪市大正区千鳥2丁目
最寄駅:JR環状線「大正橋」下車、市バス鶴町4丁目行き「大正市役所前」下車すぐ、千鳥公演内 |
昭和山は1970年(昭和45年)、万博を控えて、地下鉄工事で掘削されたダンプカー57万台分の土砂で貯木池を埋めたてて造成された、面積約11万uの千島公園にある昭和の新山である。
その昔、安治川の川ざらいの土を盛り「天保山」と名づけ、市民の遊覧の地にしたのに倣い、「昭和山」と命名された。5つある「港の見える丘」を中心に、頂上への周回道路に沿って蘇鉄などの亜熱帯植物をはじめ各種の木が植えられている。特にツツジ(区民の花に選ばれている)は約5万本あり、一大名所となっている。
余談だが、大正区の沖縄料理の居酒屋で、偶々隣り合わせになった地元の人に「大正区の名所は?」と尋ねたところ、「昭和山と渡し船」と即答された程、昭和山は区民の間にしっかりと根を下ろしているようである。(因みに渡し舟は大正区内に現在でも7ヶ所あり、全て無料で利用出来、区民の足として欠かせない存在となっている)
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標 高:33M
登頂日:2004年8月28日 |
25000分の1地形図名:[大阪西南部]
経緯:北緯34度38分56秒、東経135度28分26秒 |
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山頂への登山口。訪問したのが夕刻だったので、山全体が夕焼けに映えていた。 |
頂上に向かう道は整備されており、散歩をしている人が多い。 |
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山頂は「港の見える丘」と呼ばれている。中央の石碑は「昭和山山頂」の碑。標高33mとなっている。 |
目前に巨大な「港大橋」と「なみはや大橋」が眺望される。 |