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   鍼灸Q&A

Q1
Q2
Q3
Q4
Q5
Q6

Q7
鍼は痛くないのですか?
お灸は熱くないのですか、痕は残りませんか?
鍼の消毒などは大丈夫ですか?
医療事故などの備えはどうなっていますか?
鍼灸はどんな症状に効果があるの?
鍼灸は交通事故による後遺症には効果がありますか?自動車保険は使えますか?
鍼はどの位の深さ刺すのですか?
Q1












鍼は痛くないのですか?

鍼と聞くと、注射針、縫い針などから、「痛い」と連想する方が多いと思いますが、熟練した施術者が行う為、実際はほとんど痛みを感じることはありません。かえって気持ちよく感じる方が多いのです。
鍼灸に用いる鍼は、直径0.16〜0.18mmで髪の毛ほどの太さです。また、鍼先は、松葉型になっており、皮膚を切るのではなく、皮膚を押し広げて入っていくので痛みを与えることは殆どありません(注射針は針先が刃になっています)。
また、鍼を刺す時には、日本で独自に開発された鍼管(しんかん)を使用しますので、痛みを与えることなく刺入できます。

Q2 お灸は熱くないのですか、痕は残りませんか?

当院では、体質・症状によっては灸も併用しますが、経穴(つぼ)に直接灸をすえるのではなく、つぼに灸点紙という便利な紙を貼ってその上から灸をすえますので、痕が残ることもなく灸の効果をあげることができます。
また、艾(もぐさ)の大きさも、半米粒大(お米の半分の大きさ)以下のものをすえますので、熱さを感じる時には消えています。
お灸は気持ちがよく、いろいろな効果が期待できますので、ぜひご体験下さい。
Q3 鍼の消毒などは大丈夫ですか?

当院では、鍼による感染予防のため、全ての患者さんにディスポ−ザブル(使い捨て)の鍼・鍼皿を使用しております。その他にも、外科手術の器具の消毒に用いられる高圧蒸気滅菌器(オ−トクレ−ブ)を用意し、鍼・鍼皿以外の消毒に利用しております。
また、手指消毒なども、上部団体の指導にしたがって、必要な薬品を揃え、万全を期しております。
安心して鍼治療をお受けください。
Q4 医療事故などの備えはどうなっていますか?

医療過誤はあってはいけませんが、万一に備えてと、医療人としての責任から鍼灸師賠償責任保険に入っております。治療院に入る時から、治療を終って治療院をでる時までを対象にした保険です。
・鍼灸治療・マッサ−ジ治療での過誤
・治療以外でも、院内で患者さんに与えた損害などが対象となっています。
Q5 鍼灸はどんな症状に効果があるの?

鍼灸の効果に関しては、WHO(世界保健機構)が多くの疾患にその有効性を認めております。
当院では、大きく分類して次の症状・疾患に効果を発揮しています。
1.運動器系疾患(痛みを伴う疾患)
 腰痛・膝の痛み・五十肩・寝違い・肩こり・腱鞘炎・筋肉痛など
2.スポ−ツ障害
 捻挫・テニス肘・野球肩・スポ−ツに伴う腰痛・軽い肉離れ・筋肉疲労など
3.神経系疾患
 自律神経失調症(不定愁訴を伴う)・不眠症・各種神経痛(頭痛・肋間神経痛・坐骨神経痛など)など
4.消化器系疾患
 食欲不振・胃腸の障害・便秘・下痢など
5.その他
 更年期障害・生理不順・冷え性・膀胱炎・夜尿症・風邪に伴う症状など
6.当院独特の治療
 仮性近視の治療(当院独自の治療器と訓練法による)(詳細はご相談ください)
Q6 鍼灸は交通事故による後遺症には効果がありますか?自動車保険は使えますか?

鍼灸治療は、交通事故に伴う頚椎捻挫後遺症(むち打ち)などに効果を発揮しています。
また、保険会社の了解があれば自動車保険扱いによる治療ができます。自動車保険取り扱いの場合、医師との併用治療が可能です。詳細は当院にご相談ください。

Q7 鍼はどの位の深さ刺すのですか?

鍼の刺入の深さは、患者さんの感受性、年齢、疾患の種類、東洋医学判断などによって違います。
簡単に説明しますと、
(1)患者さんの感受性による違い
 ・患者さんの感受性が過敏な場合は、接触するだけ又は極浅く(1〜2ミリ)
 ・感受性が過敏でない場合、反応を診ながら必要な深さまで刺入します。
(2)年齢による違い
 ・6歳位までは、鍼を刺入しないで、小児鍼(独特な形状をもった器具)を使用して、体表を軽く さすったり、軽く押圧したりして治療します。
 ・6歳以上は、体質・疾患の種類によって必要な深さまで刺入します。
 ・高齢者は、なるべく軽い刺激に留まるよう注意して治療します。
(3)疾患による違い
 ・運動器系の疾患は、目的の深さまで刺入することがあります。例えば坐骨神経痛などの治 療の場合、必要によっては、4〜5センチ位刺入する場合もあります。
 ・運動器系の疾患以外の場合は、当院では概ね、2〜5ミリ位しか刺入しません。