タイラ沢の大滝(森町) 2004年/1月30日

タイラ沢の滝

タイラ沢大滝入り口!

 1月24日の新聞に『自然の氷細工』と題して、『森町タイラ沢大滝が全面凍結』とあった。
記事は、周智郡森町嵯塚の『タイラの大滝』が、ここ数日の厳しい冷え込みで一気に氷結し、
人里離れた山中に”氷の芸術”を作り出した、というもの。
更に記事には、町商工観光課によると、滝の全面凍結は5年ぶり、と付け加えてあった。

 この記事を見て、私は以前この滝を訪ねた時の写真を改めて確認した。
私の写真の日付は『96年2月11日』、新聞の記事は5年ぶりということだから、おそらく99年
頃にも、全面凍結があったということになる。
現地の案内板にも『この滝は3年に一度ぐらい全面凍結します』とあったが、たぶんこの辺り
の気象条件では、滝が凍るほどの寒さはそうそう毎年はないということだろう。
確かに私達の肌で感じる厳しい寒さも、一日や二日程度であの滝の水が凍りつくということ
は考え難い。
今年も1月中旬に一旦は滝の七部程度まで凍ったが、雨で解けてしまったそうだ。

 それにしてもあれからもう8年になるとは ‥‥‥ 全く月日の経つのは早いもの。
前回はたしか掛川方面から入ったように記憶しているが、あまりはっきりとは覚えていない。
そこで森町の観光課にお尋ねしたところ、親切に教えていただくことが出来た。
当日は教えて頂いた通り県道399号線に入り、『アクティ森』で小休止。
アクティ森から丁度5キロほど行ったところに、嵯塚と大田川ダムの分岐点があるのでここを
左折、嵯塚方面に行けば あとは標識に従ってのほぼ一本道となる。
この分岐点から滝までは10キロ程度の道のりだが、最初の3キロほどは車のすれ違いが出
来ないほど道幅が狭い。
対向車が無かったから良かったものの、待避所もないので絶対お勧めは出来ない道路。

 さて肝心の滝は新聞に掲載されたのが一週間前、この間やや暖かい日が続いたので少し
解けはじめていた。
しかし平日にもかかわらず私達がいる間にも、何組かの人達がこの滝を訪れていたというこ
とは、この遠州地方での『滝の凍結』は、やはり珍しい現象かも知れない。

<メモ>
タイラの大滝(タイラのおおだる)
今回は『アクティ森』方面から入りましたが、お勧めのコ−スではありません。
帰路は明ケ島キヤンプ場から天浜線の原田駅方面に向って下ってきましたが、このコ−スを
往復することをお勧めします。

原田駅(戸綿駅よりひとつ掛川寄りの駅 ‥‥‥ 第二東名インタ−付近)

<歴史・文化・e.t.c>

タイラの大滝(タイラのおおだる)
高さは6メ−トル。
水量が少なく、厳しい寒さが一定期間続くと滝の水が凍りつく。

滝から下って7キロ地点が、『森方面』と『掛川方面』の分岐点。
このあたりで、同乗者が突然『カモシカだ!』と叫んだ。
それは車より僅か2〜3メ−トルの距離、道路沿いの雑木林の斜面にいたようだ。
私は運転中でもあり、確認は出来なかったが、後日森町観光課に問い合わせをしたところ、
『森町は自然の宝庫カモシカもいますよ、それは間違いなくカモシカでしょう』というコメントを
いただいた。

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