シャルウィーダンス!?


2004/05/17
このHPを見て下さっているフィッシャーマンから 「ショボ〜ぃ フィッシャーScissorsHands」の為に 数々の情報・テクニック等をアドバイス頂きましてありがとうございます。 誠に恐縮ですがこの場をかりてお礼を申し上げます<(_ _)>

そして今日の釣行なのですが その情報をもとに湖にやって来ました。
午前5時現地到着。
現場の状態は 無風・波なし。。。 (これって 最悪の状況っ!?) 
でも 朝一はチャンスがあるっと。。。

早速 タックルの準備。。。
今回は出発前に何度も何度も 持ち物検査をしたから
「忘れ物」なんていうヘマはしない!! 


この辺りはバックが取れない場所が多い為 7/8番のロットにST9・typeTを 
8メートルにCUTしたものを使用。(あと50pくらいCUTしても良いような?)
ドロッパーには黒のゾンカー リードにはオリーブのウーリーバガーで勝負する。

キャスト数投目 「コン・コン・・・」っと切れの良いアタリが。。。
ロットを合わせると 今度はロッドのミドル部分にのるように「グン・グン・・・」っと
ロットを引き込む。。。 

久しぶりに味わう この感覚。。。

よ・よ・よだれがぁ〜〜〜。

「あ゛っ  いかん、いかん、最後まで気を許しては。。。」

「お願い 直ぐに放すから写真だけでも撮らさせて。。。」などと ひとり言。

願いが通じたのか。。。

いや。。。 
サイズが小さいから簡単に寄って来る。
そして記念写真を(^_-)-☆撮る。

「やったぁ〜〜〜 ボー脱出!!」っと 心の中で絶叫。。。

その後 二匹目を狙って二時間ほど粘るがアタリもなし。。。
ポイントを移動することにする。     


次の場所も情報頼りにポイントを選択。
風がしだいに吹き始め 湖面が良い感じに騒ぎ出してきた。。。

「もう一匹ぐらい釣りたいなぁ!」と キャストを繰り返していると
紳士が声を掛けてきた「どうですかぁ!?」っと。。。
その後の会話は 釣り場によく有りがちな釣り人と釣り人の会話なんだけど
何故か匂うものがある。。。
言葉では表せない匂いが。。。

syoさんは 今日 休みだって言っていたから。。。 
もしや。。。

「どちらから 来られたんですかぁ?」

「美幌です。」 
この一言で「シザーハンズさん!?」って事になったのでした。

でも きっとsyoさんも何か匂いを感じて僕に声を掛けたのだと。。。
僕 ドン臭いから。。。(汗)

その後は syoさんのカヌーに乗せてもらい 湖上からこの湖の事を色々と教えて頂くのでした。。。
湖上から見るポイントは 岸からじゃ伺えないものが沢山あって 『感動の嵐』。
そして 地に足が着いていない チョッと『不安の小嵐』。。。

まぁ 『うれし楽し』という気持ちは間違いないのですが。。。


有力なポイントでアンカーを打って キャスティングしてリトリーブというのが
『syo流 Home Lake Fishing!!』
カヌーの上からだと良く見える。。。
syoさんのFLYLINEが 湖のかけ上がりを一直線に湖底へと沈んでいるのが。。。

魚の反応が無ければ また次のポイントへと移動。
「次のポイントまで ハーリングして行きますかぁ〜」
ラインをフルライン位の長さを引き出して ゆっくりとカヌーを進める。

「この辺 良いポイントなんだよね。」っと言った途端 
syoさんのロット・ティップが湖面へと刺さり込んでいく。。。

「さすがsyoさん いいなぁ〜〜。」なんて思った瞬間 僕のロットにもHIT。
こんなシナリオが初めから出来ていたかのように 見事にダブル・ヒット!!

躍動感あふれる虹鱒のジャンプ。。。
鳴り響く リールの逆転音。。。

しかし 僕に掛かった虹鱒は一気にこちらへ走り込まれ 
ラインを張り続けることが出来なかったのが原因か? 抜けてしまう。。。

syoさんは 「余裕のFIGHT!!」  さすが。。。
「シザーハンズさん ネット持ってきているぅ?」 
「えっ” 持って来てませんけど。。。」

「ネット積むの忘れちゃったなぁ。。。」 「まぁ カヌーを岸に上げますかぁ。。。」
syoさん さすが・さすが・・・操船をしながら引き続き「余裕のFIGHT!!」

syoさんはカヌーを岸に上げ カヌーから降りて一気に虹鱒をランディング。
「おぉ なかなか良いサイズだよぉ。」
僕も綺麗な虹鱒を写真に収めようと デジカメを片手にカヌーから降りようと片足を。。。

「あ”っっっ 」 と・と・とどかない。。。
僕の身長178p 足は長くないものの人並みぐらいの足の長さはあるはず。。。
慌てふためくシザーハンズ。。。
何とか片足が付いたかと思ったら 今度はもう片方の足がカヌーから抜くことが出来ない!
しばしカヌーと「竹中直人ばりのシャルウィーダンス!!」

そして最後は アテネ五輪にも行けそうなぐらいの見事な
『背泳スタート』でDIVING!!

syoさんも 唖然。。。
「カメラ。。。 大丈夫????」

「大丈夫ですとも これ防水ですから。。。」
気分はタッキー。。。 
でも持ってるカメラは「CASIOのGV-10」だから おタッキーぐらいかなぁ?

「あっ 魚・魚・・・」

あれっ!?  い・な・い。。。

とんだ一幕に 魚は悠々と湖へと戻っていったのでした。。。

syoさん ごめんよぉ <(_ _)>
でも僕にとって 色んな意味で生涯忘れることの出来ない一日になったのでした。。。
(#^.^#)


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