言い訳


2004/06/15
今日は「Okhotsk Flyfishing Journal 」のyoshiさんと川へ遊びに行ってきました。
当初の予定では「阿寒湖でモンカゲの釣り」を考えていたのですが モンカゲのハッチの割には反応が薄くシビアな状況と聞き 川へ釣行することを決めました。

その日の釣果を先に言うと 僕は「全然ダメダメ君」でしたがyoshiさんは「爆釣」となりました。。。

「全然ダメダメ君」の言い訳ではないのですが 昨日は「条件が悪かったと。。。」 そんな中で yoshiさんが釣り上げた40pUP二匹を含む虹鱒を数匹釣り上げた見事な釣果は 「テクニック」と「見極め」からきた当然の釣果だと感じています。。。

『条件が悪かった。。。』っという言い訳を 僕の片寄った考えで書きとめたいと思う。。。




1. 天候・気温・の急激な変化。 2. 水温・濁りに関して。 3. ポイントの選択。 4. FLYの選択。
以上の大きく分けて四つの『条件が悪かった。。。』っという 言い訳を。。。

今日 釣行した場所の昨日の天気は晴天で最高気温は30℃を超えていた。 そして釣行前日の夜から雨が降り出し 雨は釣りをしている間も降り続き その日の最高気温は15℃までしか上がらなかった。 「夏の渇水時の雨」は福音となる場合があるが「水温や水量が安定している時の雨」は水温の低下を招きやすくなるし それに加えて濁り具合や増水という問題が発生してくる。。。
一週間前の水温より釣行当日の水温が1℃程度の上昇で はじめは「適水温 問題なし!」と判断していたが この一週間 晴天続きで雨は降っていなかった事から 前日の水温よりかなり下がったケースと考えられる。 その場合 魚の活性は下がり体力の消耗しやすい速い流れに付いている可能性は低く 岩陰のタルミや浅い岸辺の石周りなどに身を潜めていることが多い。 濁りに関しても 少々の濁り(増水)は魚の警戒心を緩和させ釣りやすく 多くの流下昆虫も増加する為に魚の活性は高まるが 限度を超えると徐々に流れの緩いエリアに非難し始め 大濁り(大増水)になると沢筋に逃げ込むとも聞きます。 僕の経験上「水温や水量が安定している」この時期は 魚の活性は高く 瀬の岩陰に身を潜めていると判断したのが甘かったようだ。
あとは自分の使っていたFLYの反応が悪かった事。。。 普段 僕がこの川をニンフで攻める時のパイロット・FLYは「ヘアズイヤー・ニンフ」である。 タイプ的には水中での動きを重視してノン・ウエイトのスリム・シェイプ。 カラーはこの川で僕が実績があると思うベージュ系の明るいものが多い。。。 まずこの一本のFLYがあれば不自由なく この川で遊べると思っていた。 が しかし 今日は反応が悪い。。。 少し濁りが入っている為であろうか? それとも天気が雨のため光量も十分でないせいか いつもは確認できる岩盤や石周りなどが見づらい状態だった。 こんな時のFLYはマニュアルでいくと やや大きめで黒っぽいFLYが有効といいます。 あと個人的見解として こんな状況時はビーズ・ヘッドやティンセルなどゴールドやコパーのように鈍く輝くカラーに反応が良いと思う。 しかし この日に使用していたFLYは通常反応が良いと感じているフォログラム系のマテリアルを使った「ヘアズイヤー・ニンフ」というのが反応が悪かった原因ではないだろうか。 実際 釣行後半にFLYのカラーを「淡暗色」に変えたところ わずかではあるが反応が良くなったのは紛れもない事実だある。。。

なんか釣れなっかた言い訳を「くど、くど」「だら、だら」と同じような事を書いてしまったが 今日入渓した川は ほとんどの場所で河川工事が行われ川幅は広がり 土砂などが流れ込み岩盤の川底は埋まって 昔に比べるとポイントと呼べるポイントが無くなってしまった。 みんなが好ポイントと認める場所には釣り人も多い。。。 したがって 少しでも釣果を満足させるには みんなが見落とすような小さいポイントを足で探すしかない。 今日入った所も意外と水深もなく 通り過ぎてしまう様な場所が多いですよね。。。

 

yoshiさん 「パワフル・虹鱒」をかける。。。
賢い虹鱒はジャンプを繰り返し 一気に激流に逃げ込もうとする。。。

バンクの際を的確に流せば 『条件が悪かった。。。』などという言葉は無い。
だが それが一番難しいのだが。。。


魚が釣れず 苦戦するシザーハンズ。。。
しかし 楽しかったなぁ♪

yoshiさんと久しぶりに川で遊んで勉強になったし 「来週は頑張るぞぉ〜!!」
しかし 週間天気予報では来週の休日も雨のマークが。。。

『休日 雨のローテーションから外れることが出来ないよぉ (@_@。』


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