この夏の釣行 総集編




7月13日の釣行以来『Fishing Diary』がUPされずにいたが 取分け釣りに行っていなかった訳ではない。
確かに今年の夏は暑い日が続き 「川の水温が20℃!!」なんて話も聞いた。
こんな状況じゃ みんながみんな口を揃えて「あまり良くない!!」っと言うのも無理がないと思う。
しかし よく考えてみると適度に雨が降って 最悪な渇水状態になったわけでは無いし
釣りに行けば 小さくても数匹は魚(ウグイも含む)が釣れたんだから 良しとしなければならないだろう。
僕なんか毎年 真夏はちっとも釣れないのに川に通っていた事を思うと
むしろ今年は釣れないまでも ちょっぴり良い思いが出来た夏だったと思う。。。


Mっちさん Newロット『Alltmor VERSATILE』10'10" #3/4 でファイト中!!

MっちさんのNewロットに魂を入れてくれた虹鱒

2004/07/27
この日は 毎度お馴染みお肉屋のほうるもんさんと 初めて御一緒するMっちさんとの釣行でした。
前日に雨が降り 明け方も小雨混じりではあったものの 釣行寸前には雨があがってくれた。
心配していた川の濁りも釣行には全く支障のない程度で治まってくれたし。。。

ほうるもんさん Mっちさん共に今日は「New ロッド」!
このロッドに魂を入れる記念すべき釣行にしなければならないのだが 魚の反応がイマイチの様子だ。
僕も竿を出して早々に 小さな虹鱒を1匹かけるものの後が続かない。
「まぁ こんなもんでしょうぉ.......。」
一度ニンフを流して反応が感じられない場所は 必要以上には攻めず
次から次へと釣り下っていく。。。

ほうるもんさんも早々に「チビ虹」で入魂を済ませたものの 気になるポイントを丹念にウェットをスイングさせている。
だが 釣れてくるのは満足には至らないサイズの魚達のようである。。。
一発大物を狙って ウェットフライをマメにローテーションさせて フライを交換しているようだ。

Mっちさんは 真夏の最高のポイントと言えよう「ガンガン瀬」のど真ん中で めでたく入魂!!
Newロット『Alltmor VERSATILE』10'10" #3/4 を弓なりに曲げこむ 虹鱒のパワーに感激の様子である。
しかし このロッド。。。「チヌ竿」のように綺麗に弧を描いていますわぁ。
反応はかなり良いロッドかも知れませんねぇ!?

僕もこの日の後半は そこそこ魚達と遊べたし 満足出来るぐらいのサイズの魚達とも遊べた。
ただ この日は私用の為 一日いっぱい釣りをする事が出来なかったのが残念でした。
午前9時 竿を下ろし。。。
別に用事が無くても これくらいの時間までが限界だったかなぁ!?
日差しは強いし 暑くなってきたし。。。
もう バテバテ。。。。。。






ほうるもんさん ウェットで魚を狙うの図

ほうるもんさん 見事なダブルヒットの図

2004/08/03
今日は ほうるもんさんと一緒に「のぼりアメマス」を狙っての釣行です。
この時期 一番「のぼりアメマス」を有力と思われるポイントに入渓するものの 
護岸工事で渓相が変わり果てている事に 目が点になる。。。 (_;)
ほうるもんさんは「ウェット」で 僕はいつものワン・パターン「アウトリガー・ニンフィング」で攻める。

魚達の反応は頻繁に伺えるものの それは「のぼりアメマス」とはサイズは見劣りする ヤマメやイワナ達だった。
でも。。。 「すっごい、綺麗ぃ....... 。」
ヤマメの鮮やかなパーマーク。 イワナの可憐な腹体色。
普段 虹鱒一本やりの僕にとって 新鮮な風が吹き込む感覚だぁ。

ドライフライでも反応を伺うが やはり沈めた方が良いようだ。
二回ほど「のぼりアメマス」と言えようアタリがあったが 直ぐにバレてしまう。
小渓流でキャスティングがしづらい為 ダウンで流し込み 逆引きで誘う釣りがフッキング率を低下させる。
「こんなに護岸工事されているのなら 釣り上がりでルースニングで攻めた方が良かったのかも!?
そんな事をブツブツ言いながらも 小さい魚達を相手に上機嫌で釣り下っていく。
最後まで「ドラマ」と言えよう場面は無かったが 久しぶりに『夏の小渓流』を楽しめた。
「のぼりアメマスを狙うには ポイントの選択ミスだったかなぁ。。。」
「だって しばらく来ないうちに こんなに川が変わってるって知らなかったから。。。」
「ブツ、ブツ、ブツ ............... 。」


一眼で撮った 本日のベスト・ショット!? 「魚が小さいですぅ.......




2004/08/10
この日は久しぶりに一人での釣行である。
情報では水温が上昇しすぎて魚の活性が下がり ちっとも魚が釣れないと聞いた。
そんな中 デカイ虹鱒を釣り上げて 綺麗な写真を撮って フォトコンにでも出してやろうか!? という甘い考えを抱き
お蔵入りしていた「Hardy Deluxe Classic 8.6ft #5 3PC」のロット片手に川に向かった。。。

現場に到着してみると水温は18℃ 情報どおり厳しい釣行になる事はすぐに予想は出来た。
しかし 今日の天気は幸いにも「曇り」。。。 「何とかなるかも・・・・。」
ここぞと思うポイントに アウトリガーでニンフを流し込んでも全く反応が無い (ーー;)
「やっぱり だめかぁー。。。」
「んじゃ 作戦を変更してっと。。。」 「ティペットを4xから5xに落としてっと。。。」
ほんとに これが良かったのか!? ポツポツと小さな虹鱒が釣れはじめた。
写真を撮り収めるには可愛すぎる虹鱒たち。
でも 満足 満足。。。

そんな感じで 適度に虹鱒たちに遊んで頂きながら川を下って来る。
同じように ニンフを流す。。。
軽いアタリがあったのと同時に アワセる。。。
「どばぁ〜〜〜っん」 いきなり魚が水面を割ってジャンプする。。。

「で・で デカイ!!

去年の12月にしとめた虹鱒並みの体高。。。

すばやくラインを巻き取り リール・ファイト スタンバイOK!!

すぐさま三度の連続ジャンプをして 今度は川底にへばり付くように動かない。。。
両手でロットを支えて 「さぁ〜 これからは持久戦。」
この時点で 心の中では 絶対ランディング出来ると確信!
なんと フォトコンにマジに出品できるとも思っていた。。。(笑)

だが 張っていた筈のラインが スーッっとこちらに寄ってくる。
はじめは 今起きた現実が理解できなかった。
そう 抜けたのである。
きっと 掛かり所が悪く 口切れをしたとか。。。
しばし唖然としていたが 「まぁ 掛かっただけでもラッキー♪」っと 立ち直りも早かったぁ。

そして早い立ち直りと同時に リベンジも誓うのであった。。。





2004/08/14
今日は先日のリベンジを果たす為に ロットは「Review RXU9305W」を持っていく。
購入以来 数々の虹鱒を釣り上げた縁起の良い竿でもあり
自分のフィッシング・スタイルに合う「アクション」「パワー」「長さ」「軽さ」が気に入っている理由だ。。。

釣行時間があまりない中の 予定外の今日の釣行。
「絶対に この間の虹鱒を釣り上げてやる!」と意気込んで攻めまくるが全く反応なし。。。
フライを次から次へと交換しても。。。 (さすがにティペットを6Xにはしませんでしたが。。。(笑))
「まだ ココに居るんだぁ。」と 掛けた周辺を細かくニンフを流し込んでも 全然ダメ〜ぇ。

今日は 諦めました。。。
しかし いつしか またのリベンジを。。。



家に帰るには まだ時間があるという事で別の有力ポイントへ移動して 竿を出す。

小さい虹鱒、小さいアメマス、ウグイは数匹釣れたが 大きいのは。。。 釣れない。 
もう諦めて帰ろうかと思ったところで 満足できるサイズの虹鱒を釣る事が出来た。 
この虹鱒の背ビレには フックサイズにして#6位のウエットフライが刺さっていた。。。 
きっと スレで誰かが掛けたのであろうが バレてしまったのだろう!?
 「スレ掛かり」という事を考えても 魚は反応してくれても 活性が低ければ魚はなかなか口を使ってはくれない。 
魚の反応が悪ければ 悪いなりの対策を講じなければチャンスは広がらない。。。

なんて 一人でブツブツ言っていました。。。

変なヤツ。。。(^^



背ビレに大きなウエット・フライが刺さっていた虹鱒

目標の虹鱒とは違うが この虹鱒もなかなかでした。。。

余談。。。
僕のワンパターンのフライ・フィッシング戦略「アウト・リガー」。
この釣りを分かりやすく 
Still Water」のsyoさんがHPで紹介・説明してくれています。
僕も分厚いニンフ・フィッシングの教本を何冊か持っていますが 読んでる途中で眠くなる........
syoさんの「アウトリガーニンフィング」入門
は ポイントを的確に掻い摘んで説明してあるので 凄く分かりやすいです!!
是非 参考にしてみてはいかがと思います。。。
あなたのバイブルになる事 間違いなし。。。 (^_^)v




一眼で撮った 本日のベスト・ショット!?



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