カラフトマス釣行




僕が一眼で撮った 初『知床写真』

2004/08/24
本当だったらMっちさんと川へ行く予定であったが 週末の雨で川が濁っていた為に 海へ「カラフトマス」を釣りに行くことにした。
僕は 一年ぶりの「カラフトマス」釣りに嬉しさ一杯!
Mっちさんは やっぱり川へ虹鱒を釣りに行きたい様子ではあったが。。。

どうやらMっちさんは 「海でのカラフトマス釣り」は初チャレンジだと言う。。。
過去に「忠類川でのカラフトマス釣り」は経験済みでも 初めての「海カラフト釣り」に不安と期待で複雑な様子である。
釣り場まで向かう車中で 僕の全く当てにならない「海カラフト釣り」のウンチクを真剣に聞き入るMっさん。 

現地に到着してタックルの準備をしている時の会話でも。。。
Mっちさん 「シザーズさん フライはどんなのが良いのですかぁ?」

シザーズ  「赤系のフライが一般的で良いみたいだよ............. 。」

Mっちさん 「こんなのは どうですかねぇ?」っと フライボックスの中の赤い大きなウーリーバガーを指差す。

シザーズ  「で、デカイねぇ!!」
       「大丈夫!! もし小さいのが良かったら 僕のフライをあげるから。」
       「でも 現地価格は高いよぉ〜」っと ジョークにチョッとだけ毒を入れてみる。。。


暗がりの中 懐中電灯を頼りにポイントへと向かう。
ポイントでは エサ釣りやルアー釣りの方々が夜明けのまだ薄暗い中 ロッドを振っている。。。 「まだ フライでするのには暗いから ここで座って待っていようぉ。」

海の様子を伺いながら座って二人で話していると 一人のフライマンがやって来て挨拶を交わす。。。 
そのフライマンは遠くから来ているものの 知床でのカラフトマス釣りは通い詰めているようで 僕の全く当てにならないウンチクなんか問題にならない説得力のある話を色々してくれた。。。

フライマンが海を指差し 「あっ カラフトだぁ!!」
僕とMっちさんは どんな風に海を伺っても魚の気配を感じることが出来きない。
フライマンは 颯爽とフライをキャストすると すぐさま竿は弓なりに弧を描いた。。。
か、かっこいい。。。

Mっさんは 半信半疑のままフライをキャスト!
僕も フライマンとMっちさんの間でフライをキャスト!
フライマンは 魚が何処に居るかが魚探のように判るのか連続ヒット!!!
そっちに僕が気を奪われていると Mっちさんが「きたぁ〜」っと一言。
見てみると Mっちさんの竿も弓なりに。。。

Mっちさんに掛かったカラフトマスは沖へ 沖へと走って行く。。。
何とかしようと思っているうちにバレてしまう。。。 
残念。。。



隣のフライマンは着実に魚を見つけては 僕に「あそこにカラフトが居るよ」っと教えてくれる。
僕も一年ぶりの感覚が少しずつ蘇り なんとなく魚が確認出来るようになる。。。

フライマンは着実にカラフトをヒットさせるが 僕にはアタリすらない。。。

やばい。。。

まずい。。。

なんでだろう。。。

っと思ってキャストを繰り返していると また隣のMっちさんの竿が弓なりに。。。
今度は落ち着いて 初『海カラフトマス』をゲット!

Mっちさんに「おめでとう♪」と言いつつも 何で俺様のフライだけが無反応ぅ。。。なの。。。

そんな風に思っている時に Mっちさんがポツリと一言。。。
「シザーズさん 僕のデカイフライ あげますかぁ!?」
「ただ 現地価格は高いですけどぉ。。。」

や、やられたぁ。。。

僕の吐いた毒が。。。

倍になって帰ってきた。。。(ーー;)


しかし 言い訳ではないのだが 今年はカラフトマスが釣れないと皆さん嘆いていらっしゃる。 今年の夏が暑かったせいかは定かでないが 釣れていないのは事実だと思う。 
そんな中 僕を除いたフライマン二人が ガンガン掛けていたのは。。。

やっぱり。。。

デカイ FLYだったからぁ〜? (笑)


Mっちさんが獲った 初『海カラフトマス』


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