「釣果」と「フイルムの残り枚数」との相対関係!?




2004/10/26
北海道上空に強い寒気が入り 平野部でも積雪状態になる所があると
昨日の天気予報で言っていたが 雪は降らないまでも今年一番の冷え込みは間違いなかった。
網走地方は「初氷」を記録し 車の外気温計は-3℃を示していた。
午前6時30分 川辺に着くと 『けあらし』が。。。。 
完全に外気温が水温を下回ったのだ。
水温を測ってみると4.5℃。
水温の方は 急激な変化も無く ゆっくりと冬の水温へと移行しているようだ。 

川へ少しだけ立ち込み「キャスト」「リトリーブ」を数回繰り返すと トップガイドは直ぐに凍りついた。
川を流下する「落ち葉」だけでも厄介なのに。。。

でも アウトリガースタイルのフィッシングは 川の流れと同じぐらいの速さで流す為
スイングさえしなければ「ウエット」や「ストリーマー」の釣り 「ルアーフィッシング」よりも遥かに
この時期 有利な釣り方だと思っている。

問題は 如何に長いレーンをスイングさせずにナチュラルに流すかだ。。。


『初氷』

ガイドの氷..... まだこれ位なら カワイイほうかぁ!?



やはり この冷え込みの為か!? 魚の反応が悪い。。。
入渓して間もなく 三度ほどアタリがあったが どれもバチャバチャと暴れたかと思ったら 直ぐにバレた。
食いが悪いのか!? それともアワセが早いのか!?
こんだけ反応が悪いと 遅いアワセの方が良いのではっ!?  っと
フライも遅アワセに対応出来る 口当たりの軟らかいフライへと change!!
「口当たりの軟らかいフライ ?」。。。 気休め程度の秘策っ (汗)

だが「秘策?」も やっぱり効果なし。。。

状況が急に一転しだしたのが 午前8時位から。
太陽が高く昇り始め 気温も一気に上昇。
ウエアを着込んでいた為 暑くて一枚上着を脱いでからだった。
散々 同じ場所を攻めて反応が無かったポイントで アメマスが釣れだした。。。
気温の上昇と共に 魚の活性も上がってきたようだ。
そして サイズも満足いくアメマスが3匹釣れた時点で 
「もぉ〜っ お腹一杯(大満足)!」

しばし竿を置いて 鮭の遡上風景を銀塩カメラに収めようと頑張るが 上手くいかない。
良いポジションを取ろうと川に近づけば 鮭の群れは逃げて行ってしまうっ。
鮭が逃げないポジションでは 鮭の群れをファインダーに収めれないっ。
悪戦苦闘しながら適当!?に 「パチ」「パチ」っと撮りまくるぅ。


写真を撮っていて いつも思う事がある。。。
それは「フイルムの残り枚数」。。。
予備フイルムを持ち歩かない僕は 常にフイルムの残り枚数が減ってくると
写真を撮る事より 写真を撮れる状態を残す事を考えてしまう。

「ここで全部撮り切ったら あとで大物が釣れた時に困る!!」。。。 なんちゃってぇ(^^ゞ

こんな風に思っている時に『大物は釣れる事は 絶対ない!!』。。。 間違いないっ!
しかし フイルムを撮り切ってしまうと『カメラに収めたい被写体が 必ず現れる!!』。。。(涙)
じゃ〜ぁ予備のフイルムを持つと『いつまでも予備フイルムは 余裕でポケットの中!!』。。。

こんな思いを寄せながら この日は3枚のフイルム残り枚数をキープして
鮭の遡上風景の撮影を止めて 再び 竿を持って釣りを始めた。



デジ接写のアメマス

「接写モード」そのままで撮ってしまった失敗写真



しかし この日はいつもと違ったっ。。。

再び始めて直ぐに ひったくる様な強いアタリが。。。
『やったぁ!!』と思いと『フイルムがもう無い!!』という思いが交差する。

釣り上げてもいないのに『フイルムがもう無い!!』なんて 余計な事を考えている自分。
こんな夢うつつで魚とやり取りしていたら 決まってバレルはずが
今日は無事にランディング成功。 (^_^)v

そして写真を撮るが「もっと フイルムを残しておけばよかった〜ぁ。」と後悔しても 後の祭り。
慎重に3枚をフイルムに収めたが 果たして出来上がりは。。。



お得意の構図で デジカメショット!!

50pあったのに大きく見えない虹鱒。。。 なんでぇ!?


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