リールファイト!!



2005/06/07
昨夜 Mっちさんから電話があり「明日、川に行きませんか!?」と。。。

6月7日は新店舗の上棟式があり 朝一しか釣りが出来ないのが分かっていたから また今週も一人で「湖」でも行こうと決めていた。 しかし Mっちさんが「たとえ2〜3時間でも一緒に川で遊びましょう!!」との言葉に甘えて 川に出撃する事を決める。

AM4:00 。。。 現地に到着。
外気温計は4.3℃を示していた。 6月だというのに気温が上がらない日が続く... 今日は最高気温は20℃以上になると天気予報では言っていたが そんな気配さえ感じられなかった。 二人して「寒い 寒い...」と言いながら釣り支度を済ませて川へと向かう。

川の状態は水温7℃... 水量も今の時点では丁度良い感じではあるが 雪解けから一度もまとまった雨が降っておらず 例年に比べると渇水気味!?の感じがする。



今日の僕のタックルは「Review RXU9305W」に「Abel TR-2」を選択。
いつもなら「HARDY ULTRALITE DISC #5」を使っているのだが
HPのUP写真が「つかい回し」に思われるかと思って...(笑)
それと久しぶりに「クリック・ドラグ」でのリールファイトを楽しめたらと...(希望)

システムの方も いつもと同じく この川での「アウトリガー・ニンフフィッシング」に相応しいと考えている
フローティングラインに9ft.3Xリーダー 4Xティペットを1m70cm程つなぎ合わせた。
インジケーター(目印)は攻めるポイントによって動かせるものを使い
ショット(ガン玉オモリ)は 3Bか4Bを一個だけ付けている。

「アウトリガー」は川底を転がして釣るというが そいつは無理かと...!?
9ft.位の竿で 向こうの流れの筋を「コロ、コロ」という感覚を手に感じながら... 
いやいや 僕には絶対無理!?

だから僕の場合は「ここぞっ」と思われるポイントに一瞬でも底をとり
ターンしてFLYが浮き上がる感じをイメージして攻めています。

深い場所や速い流れの場所は より上流筋にキャストしてポイント付近で底をとれる様にしたり 
それでも無理な場合はティペットを細くする等して対応している。

「アウトリガー・ニンフフィッシングはエサ釣りと同じだ」なんて言われるけど
僕は全く違うと考えている... 。

僕自身 本流のエサ釣りをしていたんだけど やっぱり違うなぁ...!? 。
竿が短い分 ラインを上手く操作しなければ ポイントを上手く流せないと思うし
ラインを上手く操作出来て ポイント付近の川底を一瞬でも捉えさえしれば
必要以上に川に立ち込まなくても 攻めれると思うんだっ... 。
でも それが難しくて出来ないんだけどねっ(汗)

後は「ターンしてFLYが浮き上がる感じをイメージ」を大切にしている。
これも僕が勝手に思っている事なんだけど 魚って「横の動き」より「縦の動き」に
弱いように感じている...!?

実際 僕自身の経験で「ニンフ」や「ウエット」 それに「ストリーマー」を使った釣りで感じている。
「ニンフ」では 川底を捉えたなぁ... と思った次の瞬間。
「ウエット」では ダウンクロスにキャストしてメンディング... スイングして次の瞬間。
「ストリーマー」を 湖のかけ上がりをピックアップ寸前... 。

ショットが重けりゃ 浮き上がり方も違うと思うし...
もし魚が食付いたとしても ショットが重けりゃ 重さの抵抗で食付き方が違うとも思っている。

「ポイントに沈める為の重さ」と「魚に食わせる為の重さ」。。。
僕的には このショットのバランスを勝手に考えているだけでも楽しいかと... 。 (笑)


なんか2004年6月15日の「Fishing Diary」。。。 
『言い訳』の時のように 「ぐだぐだ」と僕の片寄った考えを... すんませんっ <(_ _)>


Mっちさんは入渓してすぐさま虹鱒を連続ヒット.... なんか今日は良い釣りが出来そうな予感をさせる。
僕も 今年初めての場所なんで川底や流れの状態を確認しつつ釣り下って行く。
そして いきなりの「リールファイト!!」。
虹鱒の華麗なジャンプとトルクのある走りに リールのクリック音が悲鳴を上げる... 。
そして 無事にランディングしてリリース。


次なるポイントは Mっちさんが先週 一度目はフックを伸ばされ
二度目は3連続ジャンプでフックを外された虹鱒が棲むという ガンガン流れの淵... 。
Mっちさんは今日の釣行で リベンジを果たすべきポイントを快く僕に譲ってくれた。
 しかし 僕が数投 FLYを流し込んでも全く反応なし...  そこで Mっちさんと選手交代。
MっちさんがFLYを流し込むと すぐさまHIT !!
的確にポイントに流し込んだFLYに 虹鱒みずからリベンジを望んでいるかのように。

虹鱒が速い落ち込みに逃げ込めば 絶対的に虹鱒の方に有利にゲームが展開してしまうところを
上手く交わし 三度目の正直のリベンジを果たす!! 



そして今日最後のポイントは 僕自身が「一番」気にかけていた場所... 。
しかし風が強く吹きはじめた為 フライラインが風に押され 思うようにポイントに
FLYを流し込む事が出来ない。
結局 無反応で終わってしまったのだが 諦めきれず もう一度上流から攻め直す事に。

今度は風の影響を考え ロッドは立てずに上流からポイント付近にFLYを送り込む... 。
狙い通りFLYをポイント付近に通過させる事が出来たと思った瞬間 「ドスン!!」という強いアタリと共に 今日 二度目の「リールファイト!!」

「ジャンプする虹鱒」「鳴り響くドラグ音」「ロッドに伝わる躍動感」。。。
たまらないっす。。。


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