クート・ソフトハックルフライ


2005/07/26
昨日に続き 今日も朝一だけのFishing。
午前4時半に入渓した時の水温は16℃。
昨日の気温が26℃まで達したが 川の水温は上昇しておらず
今日も良い釣が出来そうな予感がする... 。


しかし そう甘くはなかった... 。
釣れてくれるのは小さな虹鱒や 小さな雨鱒ばかり。

なんとか綺麗な22cmのヤマベを釣り上げ 満足して家に帰ろうとしたが
一ヵ所だけ気になる場所があったので 最後にそこへ行ってから帰ることにした。



気になる「ラン」をひと通り攻めるが 全くの無反応。
ここでは一匹の生命反応さえ 伺う事さえ出来なかった。

でも「絶対に居る!!」と フライをチェンジして もう一度「ラン」を攻める。

だが やはり反応が無く 諦めて帰ろうと思った時
いきなり『ガッツン』という強いアタリが... 。
合わせるのと同時に 三度のジャンプの洗礼。

魚の方もジャンプで逃げ切れないのを察したのか
今度は 川底にへばり付いての硬直姿勢... 。
しかし ジリジリと少しずつ強い流れの方へ寄っていく... 。

虹鱒が強い流れに入り込み 一気に下流へと逃げ込む事を察し
上流側へロットを倒し込む。

ロッド角度は倒し込み過ぎると 潜られ根ズレの危険があるし
ラインが川の流れを受ける分 ロットやティペットに負荷が掛かる... 。
ロッド角度を立て過ぎると 水面の速い流れで暴れだしたり
ジャンプをされたりと これまた不利な状況になってしまう... 。

虹鱒は やっぱり強い流れを味方につけて一気に下流に逃げ込む。

ドラグの悲鳴と共に 僕もラインテンションを一定に保ちつつ
逃げる虹鱒を追う。

ランディング可能な場所まで虹鱒を追い込み
虹鱒の顔を上流側へと向け ゆっくり やさしく 岸際へと誘導。

そして 無事にランディング完了!!


このフライだから「釣れた」とは 疑問であるが
最後の最後にフライチェンジした『クート・ソフトハックルフライ』。
先日 「blog」にも書いたんですけど 今一番の気になるマテリアル。

まだ その潜在能力たるものも 分かっちゃいないんすけど
このマテリアルを使ったフライで釣れたというのが 凄く嬉しい!!
今度は違うパターンでチャレンジだなっ... (笑)


back