Full Time Lake Fishing。。。

2007.07.02
今日は朝から晩まで "どっぷり"っと湖でフライフィッシングに浸かってやろうと
嫁さんが作ってくれた三食分のおにぎりやお茶をクーラーボックスに詰め込んで
午前二時半に美幌を出発した。
最近　嫁さんが作った弁当を釣りに持っていくと「魚が釣れない!!」というジンクスは
打破出来ているんっすよね。（笑）

ここ一週間　天候は不安定で　昨日の最高気温が11℃という4月中旬並みの気温に
家のストーブに火を入れようか？と思うぐらい寒い。
しかし　今日の天気予報では気温も25℃位になるという予報にイブニングまで
楽しめるという期待で一杯だっ... 。

入湖して水温を測ると　先週に比べ2℃も水温が低い。
静かに揺らめく湖面には　ライズリングは一つとして窺えなかった... 。
「やばっ...。」　∠；ﾟДﾟ)ゝ
陽射しが強く差し込みだすと湖岸際では　カディスが飛び回る。
湖面には　一つ二つとモンカゲロウ・ダンの姿が確認できた。
水温が2～3℃上昇しれば状況も一転すると期待して　モンカゲ・フローティングニンフを
キャストしてはゆっくりとリトリーブする釣りを繰り返す。
しかし　見渡せる範囲では　やっぱりライズも無く　2時間ほど頑張ってやってみたが
ウグイが三匹釣れただけ... 。
もっと　水温が高めの場所に移動しよう。。。

ポイントを移動中　見覚えのある車を発見！
ちょうど一年前に知り合ったベテラン・フライフィッシャーマン。
僕の釣果が思わしくない事を告げると「じゃ～っ　一緒にやるかいっ?」って事で
御一緒させて頂くことに... 。

またまた自作したというダブルのバンブーロッドでスペイラインを巧みに操り
バックスペースの取れない際を細かく攻めていく。
そして　釣るわっ　釣るわっ... 。
「ニジマスの子供だっ」って　ケタケタ笑いながら釣ったものから　50cmを越えるアメマスまで　次から次へと釣り上げる。
使っているフライを見せて頂くと　ブラック・カディスやテレストリアル系のフライを中心に攻めているようだっ。
僕も何とか　フォームビートルや黒のエルクヘアカディスで　ちびニジマスや　でかウグイをキャッチする事が出来た。（苦笑）

午後からは分かれて　また一人でポイント移動。
湖に立ち込んで　セミや色んなフライを浮かべるが魚は釣れない... 。
なんか疲れちゃったんで　湖岸際の木陰で昼寝をしていると　岸際1～2m.の所でしきりにライズしている。
深さにしても20～30cm位だからウグイでも木から落ちてくる何かを食っているのかなっ？って思って
どうせなら...って　テレスト・フライを結んでリーダーだけを出した距離にプカプカとフライを浮かべて　またまた居眠り。
「バチャバチャ　ガチャガチャ... 。」
慌てて起きて見ると　デカイ何かが自分のフライに食いついたようだが逃げられてしまった。
(；・∀・)･･･?
そんなんで一気に眠気が去り　木がせり出した岸際を観察していると魚が寄ってきて何かを食べているんですよね。
ほんと　不用意な立ち込みは駄目だっ!!って痛感いたしましたっ。

午後からはグングンと気温が上がり　車の外気温度計は25℃をさしていた。　
これはイブニングにモンカゲロウのスピナーの釣りが楽しめるのでないかと　ポイントをまたまた移動。　
スピナーが天を舞う時間まで木陰で待っていると　やはりここでも木陰で魚が "シュポシュポ" と何かを捕食している様子。　
そぉ～っとキャスト可能な距離を確保し　湖には立ち込まないで静かにフォーム・ビートルをプレゼンテーション。
「あれれっ...。」チョッと違う所にフライは落ちてしまったが　そのまま待つ。
　魚は捕食物を探している様で　自分のフライにゆっくりと近づい来る。　
ポア～ンと魚は浮かび上がりながら自分のフライを喰わ込もうとしている。
「喰え～～～っ!!」っと心で叫んだ瞬間。　フライは消える。
　竿を合わせると共にリールは逆転してラインは一気に沖へと伸びていく... 。
ほんと良いファイトしてくれた虹鱒でしたっ。

大きく綺麗な尾鰭ですっ。

その後　イブニングへと突入したのですが駄目でしたっ... 。
モンカゲ・スペントスピナーで三発きましたが　全部スカしてしまいましたっ。（苦笑）
同じポイントに入湖して「鱒や」さん達ベテラン・フィッシャーは確実に鱒達をキャッチしている様子です。
その様子は「鱒や Photo Diary」の『屈斜路湖情報』を御覧頂ければわかりますよぉ。
まぁ　自分の周りで「ガボッガボッ... 」って魚がいっぱいいるのに釣れない悔しさはありましたが
あの神秘的な雰囲気の中の一体感は感動的で　十分満足しました。
来週からは「川」へと思っていたが　また「湖」へ向かってしまいそうな気になっちゃいます。

今日釣れたお魚。。。
50㎝の虹鱒は　当たる筈が無い「ジャンボ宝くじ」に奇跡的に高額賞金が当たったようなもの。
イブニングの釣りでは　豪華商品（鱒達）が目の前にあるのに　
引き当てられない「ほっぴき(宝引き)くじ」みたいだと感じたのでありましたっ... 。　(´●_｀｡)

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