1977年、狩人の「あずさ2号」でその名を全国に広めた「特急あずさ」は中央東線の特急として1966年に誕生しました。その名は清流「梓川」に由来します。私の住む地域では、Nゲージで「あずさ」と名の付く製品は常に人気商品のようで、各形式が発売されるたびすぐ品薄になります。個人的には中央線で通勤していた時代によく見かけた(たまに乗車した)電車であり、思い入れも深い電車でもあります。尚、表記・内容等に誤りがございましたら、ご指摘くださるようお願いいたします。
181系
KATO 

初代「あずさ」は181系、1966年デビュー。写真の製品は'80年代に単品で購入。購入当時は実編成の事は余り考えずクハ(2両)、モハ、サハ、モロ、サロ(各1両)合計6両で遊んでいました。現在は「181系とき基本セット・2両増結セット」も使用し、実編成に近い形で楽しんでいます。特急マークは色差ししています。赤帯はシールを貼っています。
KATO

赤帯無しの181系も「あずさ」に使用されていました。
183系
0番台
KATO 183系0番台

正面貫通式の0番台は東京地下駅に直通する房総方面の特急として主に活躍しましたが、1973年から国鉄時代に「あずさ」としても活躍していました。製品(写真右)は2003年発売&購入。私にとっては待ちに待った製品の1つと言えます。
1000番台
KATO 183系1000番台

耐寒耐雪装備を施した1000番台は上越線「とき」に導入されましたが、上越新幹線が開業した1982年以降は「あずさ」としても活躍しました。写真製品は2000年購入のセット。以前に単品でも購入しており、それらは現在は「かいじ」として楽しんでいます。
1000番台
グレードアップ車
KATO 183系グレードアップ〈あずさ〉

JR化後にアコモデーション改善されてグレードアップした車両。この塗装は比較的短命(約6年?)でしたが、旧信州色と言ってよいのでしょうか?長野オリンピックに合わせ1993年には全車新信州色へ移行してしまいました。写真製品は2002年発売&購入の特別企画品(復刻版)。
初代製品(6両セット・写真下右)にはユニトラック試供品付きなんていうのも有りました。ユニトラック付きの分外箱が通常(左)より大きいのが特徴です。
1000番台
新信州色
KATO 183系〈あずさ〉ニューカラー

1992年に登場した新信州色車。グレードアップした車両、しなかった車両も全てこの塗装に変更されました。製品は1994年発売&購入。アコモ改善車をプロトタイプにしています。
189系
あさま色
KATO 189系さよなら特急〈あさま〉

長野新幹線の開業により廃止された信越線の189系「あさま」は、中央線に転属後、短期間ではあったものの、「あさま」色のまま「あずさ」として活躍しました。碓氷峠フィーバーの中で発売されたこの製品は、生産数が少ない(購入店談)とかで増結セットは入手できませんでした。写真の製品はトレインマーク変換装置を取り付け、「あずさ」にしています。
新信州色
KATO 189系〈あずさ〉ニューカラー

新信州色に塗り替えられた189系。製品は2001年発売&購入。現在「あずさ」(「かいじ」も含め)は全てE257系に置き換わってしまいました。電気釜ファンの私にとってはすごく残念です。
E351系
KATO E351系〈スーパーあずさ〉

JR東日本としては初の振り子式車両として1993年に登場しました。デビュー当初は一般の「あずさ」でしたが、1994年からは振り子式の本領を発揮しスピードアップして「スーパーあずさ」となりました。製品も振り子機構を搭載し、実車同様にカーブで車体を傾けて走るので、とてもリアルで気に入っています。写真の先頭車は非貫通形でLED画面のヘッドサインが特徴のクハE350。
KATO E351系〈スーパーあずさ〉

貫通形のクハE351100。付属編成を切り離すとこの顔が見られます。
E257系
KATO E257系〈あずさ・かいじ〉

2002年12月以降、「あずさ」はすべてこのE257系にバトンタッチしました。製品は2002年発売&購入。写真は非貫通形先頭車のクハE256.。増結セットには簡易運転台付きのクモハE257が含まれています。
KATO E257系〈あずさ・かいじ〉

貫通形先頭車のクハE257100。側面の模様は武田氏の家紋「武田菱」をモチーフに四季を表現しているそうで一見するとどれも同じに見えますが、カラーリングは4パターンあります。前面デザインは武田の鎧兜をイメージにしているのでしょうか?
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