ブロッコリーの栽培方法
連作障害 2〜3年 発芽適温 15〜30℃ 生育適温
科 名 アブラナ科
日 照 日向 土 壌
株 間 40〜50cm 発芽条件
唐嶺
様々な病気に強く、乾燥や過湿にも耐え生育旺盛。側花蕾の収穫量が多く、家庭菜園にお勧めです。 年内から春まで収穫できます。種蒔き後約125日が収穫の目安。
7月
種蒔き
発芽
育苗の方法は次の通り。
育苗箱(浅い箱)に培養土を入れて、5〜6cm間隔にまき溝をつける。 種を1〜2cm間隔で条まきし、薄く土をかぶせる。 発芽したら500倍の液肥を水やり代わりにやり、ベランダの日当たりの良い場所で育苗する。 発芽後7〜10日で本葉が2〜3枚になるので、ビニールポットに移し替える。土は培養土を使う。
本葉5〜6枚頃、露地に定植する。
なお、8月下旬から9月上旬にホームセンタ等でも苗を売り出すのでそれを利用しても良い。
8月
畑の準備 定植の2週間前に、畝を1本作る。
畝の中心部分に深さ20cm、幅20cm、長さ2mの溝を掘り、元肥に堆肥と化成肥料を入れ土と混ぜた後、 溝を埋め戻して、高さ20cm、幅40cmの畝を1本作る。
栽培面積 追肥 備考
堆肥 苦土石灰 化成肥料 配合肥料
1.4u 4.0L 240g 200g


定植 8月下旬から9月上旬の夕方に苗を定植する。
株間を50cmにして、ビニールポットと同サイズの植え穴を掘り、 500倍に薄めた木酢液を散布後、ビニールポットから抜き取った苗を植え付ける。
苗は浅植えし、苗を垂直にし株元を押さえ、株の周りに凹みを作る。 植え終えたら株元にたっぷり水を与える。
畝全体を不織布で覆い、蝶々がいなくなる10月初旬に撤去する。
9月
追肥 植え付け後、2〜3週間すると根が張って来るので、追肥を行う。
肥料は畝の両側に施し、軽く耕して土と肥料を馴染ませた後、土を株元に寄せ株を安定させる。
栽培面積 追肥 備考
配合肥料 化成肥料
1.4u 160g
10月
追肥 不織布を撤去した後、肥料を畝の両側に施し、軽く耕して土と肥料を馴染ませた後、土を株元に寄せる。
栽培面積 追肥 備考
配合肥料 化成肥料
1.4u 160g
11月
収穫
[追肥]
頂花蕾の直径が15cm位を超え蕾が固く締まってきたら収穫可能である。
収穫は、頂花蕾だけ切り取り、葉を残す事で側花蕾の発育を即す。
収穫を終えたら、側花蕾の成長させ春先まで収穫できるようにするため、株間に追肥を施す。
栽培面積 追肥 備考
配合肥料 化成肥料
1.4u 160g
12〜3月
収穫 側花蕾が成長する度に収穫する。 側花蕾は4月以降まで出来るが、3月になるとすぐ開花してしまうので、2月いっぱいで収穫を終えるのが無難である。