いんげんの栽培方法
連作障害 2〜3年 発芽適温 25℃ 生育適温
科 名 マメ科
日 照 日向 土 壌
株 間 25〜30cm 発芽条件
レグルス種袋の記載内容より
◆特徴 「つるなしいんげん(レグルス)」は、 莢の色がごく濃い緑色で、曲がり莢は非常に少なく、そろいすぐれ、上物率の高い、丸莢すじなし品種です。 長さ14〜15cm、肉厚で柔らかく、調理後の見ばえ良く、食味がすぐれ、市場性が高い。 播種後50日前後で収穫できる極早生種、草丈60cmぐらいになり、まとまって着莢する。
◆栽培の要点極早生、多収型なので、初期から肥効を高める。 開花前に生育をみながら速効性の窒素とカリの追肥を行い、肥料切れを起こさせないようにする。 マルチの使用は、地温の確保、土壌水分の安定化他、莢の汚れ、腐敗防止にも役立つので、 作型別にマルチの種類を使い分けると成績が良い。
4月
〜5月

畑の準備 種蒔きの1週間前(4月中旬から5月中旬)までに苦土石灰を入れ畑にする場所を耕しておく。 畝の幅は、40cmにする。 種蒔きの前に、元肥を入れ、畝を作る。
畑の中央に元肥を入れる溝(幅20cm深さ20cm)を掘り、堆肥、化成肥料を均一に入れ埋め戻す。 元肥を入れた溝を中心に幅40cm、高さ10cmの畝を立てる。
栽培面積 元肥 備考
堆肥 苦土石灰 化成肥料
0.7u 2.5L 50g 150g
4月
〜5月

種蒔き 4 月末頃から 6 月初旬までに、畝を立て、1 条、株間30cm位、1箇所に3〜4粒点蒔し、5mm位土をかけ軽く押さえる。 発芽したら成長の良い 2 本を残して他を間引く。
5月
〜6月

追肥 草丈が 20 cm の頃に一回目の追肥を株のまわりに施し土をかける。 さらに、20 日後二回目の追肥を畝の裾に施し土と混ぜ畝に盛り上げる。
栽培面積 追肥 備考
化成肥料 配合肥料
0.7u 200g 1株当たり20g
6月
〜7月

収穫 収穫は、さやが伸び、中の豆が大きくならないうちに、早取りします。 遅れると硬くなりおいしくない。