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AthlonXP は Pentium4 などに比べ大容量電源が必要と言われているのはなぜ?
マザーボードのCPUコア電圧生成方法の違い。
 
CPUのコア電圧は、ATX電源ユニットから直接供給されているのではなく、マザーボード上で変換して作られている。 以前はその供給源が5Vだったのだが、インテルは電力消費の多い Pentium4 から12Vで供給することを推奨し、供給電流値の増えた12V供給に対応する新たな電源コネクタ(ATX12V)を規定した。 これを搭載する電源ユニットが、Pentium4 対応電源ユニットと呼ばれている。 CPUコア電源の供給源を5Vから12Vに変更した理由は、電源ケーブルは太さによって流せる最大電流値が央まっており、同じ電力を供給するならぱ電圧の高いほうが電流値を滅らせるからだ。 ところが、AthlonXP 用のマザーボードはいまだに5VからCPU電圧を生成している製晶が多く、Pentium4 用マザーボードよりも5Vの消費電流が多い。 つまり、AthlonXP を使用する場合は、5Vの出力余裕のある大容量の電源ユニッが必嘆となるのだ。
 
参考:PC Japan 2003/09 Page40
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