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CPUを最新のものに交換したが正常に動作しない。
チップセットやBIOSが対応しているか確認する。
 
同じシリーズのCPUでも、世代か進むごとに機能面の強化が行われ、以前のCPUとは互換性が保たれなくなる場合がある。 たとえぱ Pentium4 は、登場当初はFSBクロック400MHzで動乍するCPUだったが、世代が進むにつれ、FSBクロックが533MHz、800MHzと変化し、機能面でも Hype-Threadir テクノロジの採用といった強化が図られている。 たとえチップセットがこれらの機能に対応していても、マザーボードのBIOSが古いと、正常に認識されないことがある。 基本的に、CPUは徐々に動作クロックが上昇していくが、将来どういったクロックで動作するCPUが登場するかは分からない。 そのため、サポート範囲を超える動作クロックのCPUが登場すると、そのBIOSではCPUを正常に認識できないことがあるのだ。 そういった事態に対処するため、マザーボードメーカーは、最新CPUが登場するたびに、そのCPUに対応したBIOSを開発し、Webサイトで公開している。 つまり、マザーボードのBIOSを最新バージョンにアップデートすれば、最新CPUが正常に動乍する可育性がある。
 
参考:PC Japan 2003/09 Page41
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