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DVD+Rの8倍速記録に対応したドライブが発表されたが、
メディアは何を使用すればよい?
4倍速対応メディアが使用できる。
 
2003年9月中旬にプレクスターから DVD+R の8倍速書き込みに対応した「PX-708A」が発売されるが、いまのところ8倍速対応 DVD+R メディアの発莞は予定されていない。 というのも、PX-708A の DVD+Rの8倍速書き込みは正式な規格にのっとったものではなく、プレクスターが独自に対応しているためだ。 なお、Royal Philips Electronics より8倍速対応規格となる「DVD+R Physical Specifications Version1.2」が策定されてはいるものの、この規格に正式に対応したメディアの発売は数か月先になるだろう。 それでは、何のメディアが使用できるのかというと、プレクスターによれば、推奨ディスクとなっている3メーカー(リコ一、三菱化学、太陽誘電)の4倍速対応メディアに対して8倍速書き込みか可能になるという。 ただし、これも100%可能というわけではなく、メディアによってはキャリブレーションの速度判定で低速書き込み(4倍速)になる可能性もある。 なお、推奨メディアは今後増える見込みで、さらに正式に規格化されたときには対応ファームウェアをリリースする予定となっている。 ちなみに、DVD-R の8倍速対応規格は、今年末までに制定される予定となっている。
 
参考:PC Japan 2003/09 Page45
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