bS002
Vine Linux をインストールする。
1.Linux マシーンを用意する。

Vine Linux の動作環境は、PC/AT 互換機で3〜4年前のマシーンで十分である。
要求されるマシーンスペックは、GUI 環境を利用する事を前提にしても、CPU は PentiumII 以上、メモリは 128MB 以上、 HDD は 4GB 以上を満たせば十分のようである。
なお、チップセットには Intel 系を、グラフィックカードには一世代前のものを利用した方がトラブルに遭う可能性が少ない。
筆者は、以下の仕様の WindowsMe マシーンを流用する事にした。
名称メーカー品名仕様備考
ケース AOpen H300A 奥行き 373mm 、幅 95mm 、高さ 324mm
マザーボードサイズ 244mm × 215mm
マザーボード AOpen MX3WPro R.1.33 チップセット:Intel 810
CPU Intel Celeron700MHz FSB:66.6MHz×10.5
メモリー N.B. SDRAM 256MB×1

HDD Maxtor 90430D3 4GB
FDD NEC FD1231H 2mode
CD-ROM RICOH MP9060A CD-ROM/DVD-ROM
LAN N.B. KL-1000WCL


2.Vine Linux をダウンロードする。

Vine Linuxサイトの左端メニューにある、
-FTPサイトを開き、 その中の適当なサイトよりファイル "Vine32-i386.iso" をダウンロードする。
サイトの格納場所は、 "http://サイト名/Vine/Vine-3.2/CDIMAGE/Vine32-i386.iso" となっている。
また、ファイルサイズは、588MB であるが、ダウンロードするとファイルシステムの関係で 602.290MB となった。

3.インストール CD-ROM を作る。

ダウンロードした "Vine32-i386.iso" ファイルを CD-ROM に書き込む。
ISO 形式のファイルコピーに対応した書き込みソフトを使用する事で、 書き込まれた CD-ROM の中には、ISO 形式が展開されたファイルが格納される。

ISO の CD 焼きソフトには次のようなフリーソフトがある。
ソフトウエア名称最新
Ver.
区分機能概要・特徴
かんべ 最終版 Free CD-R/RW、およびDVD±R/RWに対応したライティングソフト
CD Manipulator 2.70
Final
Free CCCD コピーの悪用の為、現在、サイトを閉鎖しているが、上記の "CD Manipulator跡地" よりソフトを入手できる。
DVD Decrypter 3.5.4.0 Free 日本語化パッチが存在するので、日本語化工房-KUP からダウンロードし、日本語化パッチをあてる
CDRWIN 4.0B Free 日本語化パッチが存在するので、日本語化工房-KUP からダウンロードし、日本語化パッチをあてる。
ISOイメージからCD-ROM作成 - フリーソフトでVineLinuxのイメージを作る編」で 紹介されている「かんべ」を使う事にした。 操作手順も上記に記載されているが、以下に簡単に手順を示す。
1.かんべをダウンロードする。
2.かんべを適当なフォルダーに解凍する。
3.CD-ROM ドライブに空の CD-R をセットする。
4.かんべ(Kanbe.exe)を実行する。
5.書き込み準備のため、「書き込み」ボタンを押す。
6.CD-ROM ドライブが正しく認識されていれば、「次に進む」ボタンを押す。
7.「イメージファイル」欄に、ダウンロードした Vine30-i386.iso の格納場所をセットし、「開始」ボタンを押す。
8.かんべの画面に「メディアの書き込みを正常に完了しました」と出ていれば、書き込み完了です。
9.かんべを終了し、エクスプローラにより書き込んだファイルを確認する。

4.HDD を用意する。

Windows95 に使用していた古い HDD を1パーティションにする為、FDISK と FORMAT を実行した。
なお、Vine Linux インストール時に FORMAT するので不要であった。

5.Vine Linux をインストールする。

Vine Linux 正規ページのオンラインマニュアル2章に従い Vine Linux インストールする。


参考サイト
自宅サーバーでやってみよう!! [Vine Linux]

参考
▲ Return