bT001
アクセスできないサイトがある。
アンチウイルスソフトの設定を確認する。

特定のサイトにアクセスできない場合は、パーソナルファイアウォールや、アンチウイルスソフトのファイアウォール機能の設定が関係している可能性がある。 ファィアウォールの設定でWebサイトが見られなくなるのは、いくつか原因が考えられる。 いちばん単純なのは、ポート番号が80以外のサイトに接続できないというものだ。 Webサーバは一般的にTCPの80番ポートで待ち受けを行っているが、中には別のポートを指定しているサイトもある。 ファイアウォールで80番以外のポートヘのアクセスを禁止している場合は、このサイトヘ接続できない。 またURLフィルターで、指定したURLへのアクセスを拒否している場合もある。 ポート番号による制限やURLフィルターによる制限の場合は、一時的にファイアウォールを停止すればアクセスできるようになるので、簡単に確認できる。 中でも分かりにくいのは、アンチウイルスソフトの設定で、Webサーバとの通信を監視し、 不正な JavaScript や ActiveX コントロールが含まれている場合はアクセスをブロックするように設定している場合だ。 閲覧しようとしているWebサイトか不正な JavaScript を含んでいると判定された場合、警告画面が何も表示されない可能性もある。 アンチウイルスソフトが問題を発見した場合に警告画面を表示するように設定しておくとよいだろう。 それでも警告が何も表示されない場合は、有害なプログラムが含まれている可能性もあるので、ブラウザをセキュアに設定してから確認する必要がある。

参考:PC Japan 2003/09 Page58
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