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ADSLを導入するとどのくらいの速度が出るのかあらかじめチックしたい。
NTT東日本やNTT西日本の経路情報サイトで伝送損失(計算値)を調べることが可能。

「伝送損失」とは、自宅からNTT収容局までの信号の劣化度合いを示す値で、 ADSLでは、伝送損失が大きくなるほど信号が届きにくくなり、通信速度が低下する。 また、基地局までの距離が長くなるほど伝送損失は大きくなり、条件によっては通信ができなくなる場合もある。

NTT東日本やNTT西日本のWebサイトにある「線路情報開示システム」では伝送損失を調べるサービスが公開されているので利用しよう。
線路情報開示システム(NTT東日本)
線路情報開示システム(NTT西日本)
ただし、ここで得られるデータは、計算上の回線距離などを元にADSLの品質評価に用いる160KHz電気信号の劣化を理論的に計算したもので、実測値ではない。 従って、実際のリンク速度とは必ずしも一致しないので、事前の参考情報として利用しよう。

伝送損失とリンク速度の関係については、次のサイトを参考にしてほしい。
フレッツドットコム
Studio Radish
アッカ・ネットワークス
NTTのフレッツ情報サイトでは、参考グラフとサンプルグラフを見られる。

参考:PC Japan 2003/09 Page59
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