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WindowsXP で動作しているDNSキャッシュを停止したい。
リゾルバのキャッシュを停止する。

ホスト名からIPアドレスヘの名前解決などを行うDNSは、クライアントサーバ形態で動作する。
一般的にDNSサーバはプロバイダから提供されているものを使用する。

クライアント側は、ほかのプログラムから利用できるようにライブラリ形式で用意されており、一般的に「リゾルバ」と呼ぱれる。 通常DSNサーバは、ほかのDNSサーバに間い合わせた内容をキャッシュすることで、問い合わせに対する応答を最適化し、ネットワークの負荷を下げるようになっている。 このレコードのキャッシュ期間は、間い合わせた先のDSNサーバにより指定されている。

一般的なリゾルバはDNSサーバへ問い合わせを行うだけなのだが、Windows2000/XP のリゾルバは、 DNSサーバから受けた回答をキャッシュする。キャッシュの内容は正常に行われたものだけでなく、 失敗したものもキャッシュするようになっており、場合によっては不要な情報をキャッシュしたことによるトラブルが発生することもある。

WindowsXP のリゾルバのキャッシュを停止するには、「DNS Client」サービスを停止すればよい。 Windows2000 のリゾルバを停止する場合は、レジストリエディタで、 「HKEY_LOCAL_MACHIN\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Dnscache\Parameters」キーの
「MaxCachEntryTtlLimit」という文字列の値を「1」に設定する。


参考:PC Japan 2003/09 Page62
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