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どのTCP/UDPポートが使われているか調べたい。
netstat コマンドでチェックできる。

パーソナルファイアウォールソフトを導入すると、各々の TCP/UDP ポートの送受信に対して通信を許可するか決める必要がある。 ここで、それらの通信は何のプログラムが通信を開始しているのか分からず、許可・禁止の判断に悩むこともあるだろう。 ファイアウォールソフトによっては、通信しているプログラムの名称などを表示してくれる場合もあるが、 netstat コマンドでも情報を得ることができる。

WindowsXP Professional では netstat マンドが強化されて、次の手順でポート番号から実行しているプログラムを割り出すことか可能だ。
(1) コマンドプロンプトで、「netstat -ano」を実行する。
 →開いているポート一覧と、対応したプロセスID(PID)が表示される。
(2) 続いて、「tasklist /svc /fi "PID eq <プロセスID>"」を実行する。
 例、tasklist /svc /fi "PID eq 1192"
 →「イメージ名」に対応するプログラム、「サービス」にサービス名称が表示される。

WindowsXP Home Edition には「tasklist」コマンドがないため、プログラムまで判別することはできない。

参考:PC Japan 2003/09 Page69
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