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Windows XP のローカルエリアネットワークで「NetBEUI」を使う。
NetBEUI をインストールする。

Windows XP のローカルエリアネットワークでは「TCP/IP」プロトコルが標準で使われる。
しかし、Windows 9x系OSでは「NetBEUI」が標準プロトコルだった。

TCP/IP に比べて余計なオーバーヘッドがなく、小規模な通信にはもってこいのプロトコルだが、 ルーターを越えた通信ができないという欠点を持っている。 このため、インターネットで使用される TCP/IP にデファクトスタンダードの座を譲った形になっている。

Windows XP ではネットワークコンポーネントの追加を選んでも「NetBEUI」を選べないようになっている。

古いネットワーク環境に Windows XP マシンを加えるために、NetBEUI をインストールするには、Windows XPのCD-ROMを使う。 プレインストールマシンで CD-ROM のない場合は、ハードディスクの中から「VALUEADD」というフォルダを見つけ出す。

手順は、以下の通り。

CD-ROM の中から「VALUEADD」というフォルダを見つけ、更に、「MSFT」→「NET」→「NETBEUI」と下位のフォルダを開き、 「NETBEUI」配下にあるファイル「NETBEUI.INF」を「C:\Windows\INF」フォルダにコピーする。
尚、「C:\Windows\INF」フォルダには隠し属性が付いているので、フォルダオプションで「すべてのファイルとフォルダを表示する」 をオンにしておかないと開けない。
この設定なしでフォルダを開くには、スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」を選び、 「C:\Windows\INF」と入力して「OK」ボタンをクリックするとよい。

続いて、「NET.SYS」を「C:\Windows\System32\Drivers」にコピーする。

スタートボタンをクリックし、「マイネットワーク」を右クリックしたら「プロパティ」を選ぶ。 「ローカルエリア接続」をダブルクリックして「全般」タブの「プロパティ」ボタンをクリックする。 「インストール」ボタンをクリックして、「プロトコル」を選んだら「追加」ボタンをクリックする。 「NetBEUI」を選んで「OK」ボタンをクリックすればインストールできる。


参考:なし
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