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メニューに「スタンバイ」はあっても「休止状態」がない。
終了方法の選択時に Shift キーを押す。
 
休止状態をサポートするパソコンでも、スタートメニューの「終了オプション」をクリックしたときには、 「スタンバイ」、「電源を切る」、「再起動」と表示される。 この状態で Shift キーを押すと、「スタンバイ」が「休止状態」に変更されるので、選択できるようになる。

表示が切り替わらないときは「電源オプションのプロパティ」の「休止状態」タブにある 「休止状態を有効にする」にチェックが入っているか確認する。

なお、Windows2000 と WindowsXP をデュアルブートで利用している場合は、Windows2000 側で休止状態が使えなくなる。 これは休止状態の機能が NTLDR(Windows2000/XP のブートローダー)に依存するためである。 デュアルブートにすると NTLDR が WindowsXP のものに置き換えられてしまうため、 Windows2000 の休止が正常に機能しなくなってしまうのだ。


[休止状態]
現在のメモリの状態などをすべてハードディスクに書き出して、パソコンの電源を完全にOffにするモード。
かつてはハイバネ一ションとも呼ばれていた。
ハードディスクに書き出したり読み直すため、休止状態への移行や復掃には時闘がかかるが、完全に電源がOffになっているため、 電力は消費されず、電源供給が途絶えてもデータは失われない。

[スタンバイ]
パソコンを一時的に停止するモード。CPUやメモリなど最低限の部分のみ電カを供給し、あとは停止してしまうことで電力を節約する。 かつてはサスペンド(スタンバイヘの移行)やレジューム(スタンバイからの復婦)、スリープと表記することもあった。 現在の状態はメモリに保持しているため、スタンバイからの復帰は早い。
 
参考:PC Japan 2003/09 Page53
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