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回復コンソールでは、アクセス出来るドライブやフォルダに制限がある。
事前にローカルセキュリティポリシーを設定しておく。

Windows XP が起動しないようなトラブルが発生したときに、回復コンソールを利用すれば大事なファイルを救出できる。 ただし、デフォルトではCドライブのルートと c:\Windows フォルダ以外ヘアクセスできないようになっているほか、 フロッピーディスクヘの書き込みか禁止されている。

回復コンソールで、すべてのフォルダヘアクセスしたり、フロッピーディスクに書き込みたい場合は、 あらかじめ Windows XP 上で、ローカルセキュリティポリシーの設定を行っておかなければならない。
手順は、以下の通り。
(1) 「ローカルセキュリティ設定」を開く。
「ファイル名を指定して実行」で「secpol.msc」と入力して「ローカルセキュリティ設定」を開く。

(2) 「セキュリティオプション」の設定を変更する。
「ローカルポリシー」配下の「セキュリティオプション」を選択すると、右側にポリシーが表示される。
この中の有る、
「回復コンソール:すべてのドライブとフォルダに、フロッピーのコピーとアクセスを許可する」をダブルクリックして、 ローカルセキュリティを「有効」に設定する。

(3) 「回復コンソール」起動時に、回復コンソール上で、SET コマンドを使って、 すべてのドライブとフォルダやフロッピーディスクヘの書き込みを可能にできる。
回復コンソール上で以下コマンドを実行する。



すべてのドライブとフォルダやフロッピーディスクヘの書き込みを可能にする。


 SET AllowAllPaths = True


フロッピーディスクヘ書き込みたい場合は、次のコマンドを実行すればよい。


 SET AllowRemovableMedia = True

参考:PC Japan 2003/09 Page54
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