bP029
最新ドライバをインストールしたら動作が不安定になった。
「システムの復元」でインストール前の環境に戻す。
 
ドライバを最新バージョンにアップデートすると、旧バージョンのドライバの間題点が解消され、 動作が安定すると思われているが、実際には、ドライバのアップデートで WindowsXP の動作が不安定になってしまうことも多い。
そのため、基本的には動作に問題がない場合には、むやみにドライバのアップデートは行うべきではない。

ドライバをアップデートして WindowsXP の動作が不安定になってしまった場合、まずデバイスのプロパティを表示し、 「ドライバ」タブにある「ドライバのロールバック」ボタンをクリックして以前のドライバに戻してみよう。
これで問題が解決することもあるが、中にはそれでも動作が復旧しないこともある。

この場合は、「システムの復元」を利用すればよい。
システムの復元では、ドライバを含め、システムファイルなども以前の環境に戻せる。
システムの復元を利用するには、 スタートメニューの「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「システムの復元」を実行すればよい。
ドライバのアップデートなどの場合には、システムの復元を利用することで、ほぼ確実に以前の動作環境に復元できるが、 WindowsUpdate によって動乍か不安定になった場合などでは、元の状態に復元できないこともあるので注意してほしい。
 
参考:PC Japan 2003/09 Page56
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