bP032a
WindowsXP を再インストールするするのが面倒である。
設定ファイルを退避する。
 
WindowsXP には、「ファイルと設定の転送ウィザード」が用意されており、以下の項目と任意のフォルダを保存できる。
なお、リリース当初の WindowsXP に用意された「ファイルと設定の転送ウィザード」には 不具合があるので SP1 を適用したものを使用すること。 また、設定の退避時と復元時でアプリケーションのバージョンが異なると復元出来なくなるので注意する必要がある。
 項目
Internet Explorerインターネット接続の設定
起動時のホームページ
お気に入り
クッキー
セキュリティの設定
プロシキの設定
電話とモデムのオプションの設定
ダイヤルアップ接続の設定
Outlook Express
or
Outlook
メールサーバの接続情報
署名
表示の設定
メールルール
送受信メール
アドレス帳
Microsoft Messenger 
Microsoft Netmeeting 
MSN Explorerフォルダオプションの設定
 項目
Windows Media Player 
特定のフォルダFONTS
デスクトップ
マイドキュメント
マイピクチャ
共有デスクトップ
共有ドキュメント
その他コマンドプロンプト設定
サウンドとマルチメディア
タスクバーのオプション
ネットワークプリンタとドライブ
マウスとキーボード
ユーザー補助
地域オプションの設定
表示のプロパティ
スクリーンセーバーの設定
Officeの設定
手順は、以下の通りである。
1.「ファイルと設定の転送ウィザード」の実行
  (1) 「スタート」メニューから「(すべての)プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」とたどり、 「ファイルと設定の転送ウィザード」をクリックし実行する。
  (2) 「ファイルと設定の転送ウィザードの開始」画面が表示される。
→画面下の「次へ」をクリックする。
  (3) 「これはどちらのコンピュータですか?」画面が表示される。
→チェックボックスの「転送元の古いコンピュータ」を選択し、画面下の「次へ」をクリックする。
  (4) 「お待ちください」画面が表示された後、しばらくして「転送方法を選択してください。」画面が表示される。
転送方法には、
・直接ケーブル(コンピュータのシリアルポートに接続するケーブル)
・フロッピードライブまたはその他のリムーバブルメディア
・その他(例、リムーバブルドライブ、またはネットワークドライブ)
が有る。
→チェックボックス「その他」を選択し、リムーバブルドライブの保存先フォルダを選択し、 画面下の「次へ」をクリックする。
  (5) 「何を転送しますか?」が表示される。
チェックボックスには、
・設定のみ
・ファイルのみ
・ファイルと設定の両方
が有る。
「ファイルと設定の両方」を選択し、その下のチェックボックスをチェックした後、「次へ」をクリックする。
  (6) 「カスタム ファイルと設定を選択してください。」が表示される。
カスタマイズ項目には、
・設定の追加
・フォルダの追加
・ファイルの追加
・ファイルの種類の追加
が有る。
任意のフォルダ、ファイルを追加した後、「次へ」をクリックする。
  (7) 「収集中...」画面が表示され、ファイルと設定が収集(HDD 全てを検索するので 80GB の容量だと 60 分位かかる)された後、「 」画面が表示される。
→チェックボックス「その他」を選択し、リムーバブルドライブの保存先フォルダを選択し、 画面下の「次へ」をクリックする。
  (8) 「ファイルと設定の収集フェーズを処理しています..」画面が表示される。
→画面下の「完了」をクリックし処理を終わる。
 指定したディレクトリには、「USMT2.UNC」等の下位ディレクトリが作られ配下に2っのファイルが作成される。
 ・IMG00001.DAT
 ・status
 
参考:PC Japan 2003/09 Page57
△ Return