bP042
WindowsXP の起動を早くしたい。
起動設定を見直す。
 
電源投入から WindowsXP の起動までの流れを次に示す。更に起動設定を見直し、起動を早くする。
起動までの流れ 解説 設定の見直
(1) 電源投入    
(2) POST の実行
(Power On Self Test)
ハードウェアや周辺機器のチェックを行う。  
(3) 起動デバィスの検索 BIOS の設定に従い起動デバィスを検出する。 起動ドライブ(1st ドライブ)を HDD に固定するよう、BIOS を設定変更する。
(4) MRB の読み込み
(Master Boot Record)
検索した起動デバィス(HDD)の先頭セクタにある MRB の内容を読み込む。  
(5) PBR の読み込み
(Partition Boot Record)
MRB に格納されたブートストラップローダを実行し、アクティブパーティションの先頭にある PBR を読み込む。  
(6) NTLDR の起動 PBR の中の IPL(Initial Program Loader) の指示に従い、NTLDR が実行される。  
(7) ntdetect.com の起動 NTLDR は boot.ini の内容を処理して起動する OS を選択し、ntdetect.com を実行する。
ハードウェア構成のチェック後に NT カーネルをロードする。
「起動と回復」画面の「起動システム」欄内の「オペレーティングシステムの一覧を表示する時間」のチェックを外す。[注]1.
(8) NT カーネルのロード レジストリを処理し、ドライバの読み込みやサービスを起動して GUI モードへ移行する。 不要なレジストリを削除し、不要なサービスを停止する。
(9) GUI モードへ移行 winlogon.exe を起動する。  
(10) ログイン画面表示    
(11) 起動完了    

[注]1.コントロールパネルより「システムのプロパティ」の「詳細設定」タブをクリックし、「起動と回復」欄内の「設定」をクリックすると「起動と回復」画面が表示される。

コンピュータを起動するたびに新しいフロッピーディスクドライブを検索しないようにする。
 
参考:なし
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