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WindowsXP に SP1 を適用したが、 137G を超える大容量の HDD を認識しない。
レジストリを変更して認識させる。



137G を超える大容量の HDD を BIOS が認識している事が前提となります。
また、Intel(R) アプリケーション・アクセラレータをインストールすると自動的に大容量 HDD を使用可能状態に出来ますが、 対応チップセットが Intel のものにしか対応していません。

上記の条件を満たせなければ、レジストリエディタを起動して、レジストリを変更して認識させます。
(1) レジストリエディタを起動する。
(2) [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\atapi\Parameters]キー を開く。
(3) マウスカーソルを右側の空白の部分へ移動させ、右クリックして「新規」を出し、「DWORD値」をクリックする。
(4) 「新しい値#」を「EnableBigLba」に変更する。
(5) 「EnableBigLba」をダブルクリックして「値のデータ」に半角の数字で「1」と入力して「OK」をクリックして閉じる。
(6) レジストリエディタを終了する。
(7) PC を再起動する。

なお、ファイル管理を NTFS5.1 による場合は、「コンピュータ管理(ローカル)」内の「デスク管理」によって、パーティション、フォーマットが行えるが、 FAT32 で使用したい場合は、WindowsMe の起動ディスクを使用し、MS-DOS で「FDISK」、「FORMAT」により、パーティション、フォーマットを行う必要がある。

[注意]Windows SP1 には 48bitLAB 対応の HDD を使用中に 「スタンバイまたは休止状態に入るとハード ディスクが破損する」と言うバグがあるので、参考に記載した修正パッチを当てる必要がある。

参考: スタンバイまたは休止状態に入るとハード ディスクが破損する(修正パッチにリンク)
     Windows XP で ATAPI ディスク ドライブに対して 48 ビット論理ブロック アドレスを有効にする方法
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